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2015年05月16日発行第149号”弁護士の成分表示”

平成27年 5月16日(土):初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成27年5月16日発行第149号「弁護士の成分表示」をお届けします。

○流石、大山先生、弁護士の成分表示は、グッドアイデアです。問題は、本人自己申告の場合の客観性担保即ち客観的義務付けですね。宣伝・広告感覚優れた弁護士は、客観性事実と異なる数値を、さも客観的数値のごとく装い、宣伝効果を上げることを考えるかも知れません。既に弁護士HPではその疑いのあるものが多数存在しますが。

ちなみに小松弁護士の成分表示です。船井総研に提出したものの数値をぼかしたものですが、客観性は担保しません(^^;)。
2014年実績;取扱事件数は102件、年間売上は○万円、扱い事件数の次の( )内は収入割合です。
交通事故20(55) 
男女問題13(5)
金銭貸借12(5)
賃貸借11(10)
執行関係9(78)
損害賠償(交通事故以外)8(3)
倒産関係(企業倒産3)6(8)
相続家族5(3)
土地境界5(2)
その他13(8)
合計102件
顧問先数○、顧問料は年間で○万円程度


○交通事故は20件と全体事件数の2割程度で、件数は大したことはありません。しかし、殆ど訴訟事件で、いずれも後遺障害等級・過失割合等シビアな争点を含むものばかりで、交通事故訴訟事件にかけた時間割合は、全体の5割を遙かに超えていると実感しています。しかし、苦労の甲斐があって収入も5割以上を占めているのが有り難いところです。2014年は相続と男女問題がいつもより少なくなっており、これらは年によって相当変動があります。交通事故事件はここ数年は年間20件前後で安定していますが、最近減少気味なのが気になるところです。ちなみにピーク時には年間100件近くあった多重債務事件が、2014年は3件止まりでした。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士の成分表示


私も子供たちも、ジャンクフードが大好きなんです。しかし、めったに食べさせてもらえません。そこで、外出する妻から昼ご飯を任せられた機会を逃さず、コンビニで、「はみでるバーガー(メンチカツ)」というのを買いました。中学生の娘が食べたんですけど、これって、税込で134円です。何で作れば、こんなに安くできるんだろうと、ふと疑問に思いました。メンチのお肉に、何が使われているのだろうかなんて、とても気になったのです。くず肉を使用していたなんて、かつて問題になったこと有りましたよね。

そこで、パンの袋に記載されていた、成分表示を見たのですが、なんかよく分からない。

まず、品名は、「調理ドーナツ」なんです。何で「ハンバーガー」が「ドーナツ」なんだよと、最初から首をひねります。「材料等」のトップに来るのが「メンチカツ」です。私としては、メンチカツの中身に、どんな肉が使われているのか知りたいんですが、それに付いては何の記載もないのです。

さらには、何か分けの分からないものがいろいろと、成分表示に記載されています。「ショートニング」「パン酵母」なんていうのはまあ分かります。しかし、「発酵風調味料」「増粘剤(加工でんぷん、タマリンド)」「酢酸Na」「乳化剤」「グリシン」「膨張剤」「Ph調整剤」「イーストフード酸化防止剤(V.E)」(って、しつこいよ!)となりますと、「それって一体なんやねん!」と突っ込みを入れたくなります。そんなもん食べて良いんでしょうか?わけが分からない表示の他に、「内容量1個」だなんて、読まなくても分かる情報も書いてあります。何のこっちゃ!

とまあ、悪口ばかり書きましたが、消費者の為に食品の成分を、少しでも情報開示しようという意図自体はとても良いですね。ということで、またくだらないことを考えました。弁護士の場合も、「成分表示」を義務付けたらということです。

多くの弁護士が、自分の学歴や職歴などは公開しています。これはこれでいいのですが、まだ不十分です。

しかし、弁護士が自分で、「自分の専門は何々です。」などと言うことは許されていません。顧客を誤認させる恐れがあるからということです。

そこで考えました!全ての弁護士について、収入の割合を「成分表示」するというのはどうでしょう?「生活するためのお金を、どこから貰っているのか?」をみれば、その人がどういう人なのか、白日の下にさらされるはずです!例えば弁護士の場合、債務整理80%、一般民事13%、国選5%、その他2%みたいな感じですね。こうしますと、その弁護士の「専門」が、本人がなんと言おうとも、客観的に見て債務整理だと、誰が見ても分かるでしょう。

さらには、弁護士の1日の時間配分を「成分表示」させるというのはどうでしょう。「弁護士は、国民の人権を手弁当で守っているんだ!」などと威張っている「人権派」弁護士は沢山います。そういう人たちに、時間で「成分表示」させるのです!「顧客との会食・ゴルフ37%」「所内会議28%」「弁護士会の活動20%」「弁護士業務14%」「無償の活動1%」なんて、出てくるかもしれませんね。

人は自分自身を知ることが出来ない生き物だそうです。それなら、客観的な「成分表示」を義務付けることは、とても良いことに思えるのです!

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◇ 弁護士より一言

内野聖陽主演の演劇を、妻と見に行きました。
「禁断の裸体」という、凄い題の劇です。

内野聖陽(妻が大好きなんだそうです。ううう。。。)を始めとするイケメン俳優が、舞台上で(後ろ向きですけど)全裸になるという、凄い劇だったのです!

ちなみに、観客の8割は女性でした。

最近視力が落ちているという妻は、売店にオペラグラスを買いに行ったのです。「何をそんなに見たいんだよ!」と、突っ込みを入れたかったけど入れなかった。でも、妻は結局、何も買わずに戻ってきました。自分でも、ちょっと恥ずかしくなったんでしょうか。。。
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