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2017年03月16日発行第193号” 弁護士の王子さま”

平成29年 3月17日:初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成29年3月16日発行第193号「 弁護士の王子さま」をお届けします。

「星の王子さま」と聞くと「笑点」の名司会者で落語家5代目三遊亭円楽くらいしか思い浮かばない無教養な私です(^^;)。「星の王子さま」の原典も読んだことはありません。大山先生紹介のあらすじを読んでも余りなじめなそうです。

○事務所に来るお客様には、ホントに色々な方がおられ、対応に苦労することもよくあります。しかし、何かの「ご縁」で当事務所を選んでくれたことは大変有り難いことです。大山先生の文章を読んで、「ご縁」を結んでくれた方々には、感謝の心を込めて尽くすべきと、心を新たにしました(^^)。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士の王子さま


「星の王子さま」は、いうまでもなく、サンテグジュペリの傑作ですね。世界中で、2億冊近く売れた、大ベストセラーです。人が一人住めるくらい小さな星に、王子さまはバラの花と住んでいたんですね。王子さまはキレイなバラの花が大好きで、色々と世話をするんですが、バラの花の方は、王子さまの気を引いたり、冷たくしたり、我儘を言ったりと好き勝手をします。そんなバラの花との関係に疲れて、王子さまが旅に出ることころから、話が始まります。様々の星を旅してから、地球にやってきた王子さまは、砂漠で遭難していたサンテグジュペリに出会うんです。

星の王子さまには、本当にたくさんの、考えさせる話しが載っています。例えば、バラの花の棘の話なんて有名ですね。自分の星に残してきたバラを忘れられない王子さまが質問します。「何だってバラは、棘を使って、人を痛くするんだろう?本気で相手が向かってきたら、棘なんて何の役にも立たないのに。」みたいな質問ですね。この質問に対して、イライラしていたサンテグジュペリは、そっけなく答えます。「理由なんかないさ。バラの花は意地悪なんだよ。」

若い頃にこれを読んだ私は、「サンテグジュペリ、正しいじゃん!!」なんて思ってしまいましたね。こういう反応をするのが、もてない男の特徴だと、今にして思い至ったのです。ううう。。。

これに対して、もてる男は、星の王子さまのように考えるのです。「違うよ。バラの花は無邪気なだけなんだ。自分のちょっとした棘を、たいそうな武器だと思っているんだ。」

弁護士業をしていると、本当につまらない嘘をつく人や、ハッタリのようなことを言ってくる人が沢山います。そういう人たちに対して「ただ無邪気なだけなんだ。」と、温かい目で見たいのですが、まだまだ修行が足りないのです。

王子さまが、知恵者のキツネに教えてもらった話も有名です。友達になりたいという王子さまに、キツネは「それなら毎日決まった時間に自分のところに来て、一緒に過ごそう。」と、教えました。「今の自分は、何万匹もいるキツネの中の一匹に過ぎない。でも、君が僕のところに来て時間を使えば、自分は特別な一匹のキツネになるんだ。」ということでした。恥ずかしながら、これってすごい教えなんだと分かったのは、つい最近のことです。

10年前に独立開業するにあたって、「戦略」と「戦術」の勉強をしました。何処で、誰と一緒に、どういう資源で戦うかを決めるのが「戦略」ですね。それに対して、戦略を前提に、その中でどう戦うかが「戦術」です。だからこそ、「戦略の失敗は、戦術ではカバーできない」と言われるのです。それは確かに真実でしょう。

「人を雇うなら、初めから優秀な人を雇うべき。ダメな人を雇えば、その後どんなに頑張っても、何も期待できない。」なんて話を読んだことがあります。良い人を選ぶのが戦略的勝利ということでしょう。

しかし、今にして私は、「ご縁」というのが、本当に大事だと思えてきたのです。王子さまが、キツネを友達になったのは、「優れたキツネ」だったからじゃないんですね。ご縁で会うことができ、お互い時間を共有したからです。私も、うちの事務所に「ご縁」で来てくれたお客様に、せめて自分たちの時間をできる限り使いたいのです。何万人もいる弁護士の中で、ただ一人の弁護士になれたらと、考えています!

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◇ 弁護士より一言

小学生の息子が、自分の姓と同じ「偉人」を調べるようにと、課題を出されました。「大山なんて、誰もいないじゃん。」と、とんでもないことを言います。

「日露戦争の大山巌とか、将棋名人の大山康晴とか、空手バカ一代の大山倍達とか知らないの?」と確認しましたが、本当に知らないんですね。私があきれ返っていると、息子がすかさず言いました。

「あ、一人知っていた。とても偉い人。大山滋郎!」「ほ、本当に口だけ達者になって。。。」と言いながらも、思わず顔がほころんでしまったのでした。
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