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心臓はポンプではなくタンク-血液循環は毛細血管網?2

平成21年 7月 2日(木):初稿
「心臓はポンプではなくタンク-血液循環は毛細血管網?1」の続きです。
私は、「真向法の効用とその仕組み」で、筋肉を柔軟にして強化することにより、筋肉のミルキングアクション(乳搾り)機能と骨格を支えて身体のバランスを取る機能を強化し、身体全般を活性化すると判ったようなことを書いていました。しかし、実を言うと、筋肉が僅か100分の5㎜程度の直径の微細な毛細血管に対し乳搾り機能を働かす具体的イメージが掴めませんでした。

○ミルキングアクション(Milking action)とは、血管のまわりの筋群の収縮リズムが、収縮したり弛緩したりして,静脈の血液の流れを良くする効果のことで、より詳しく言うと、上半身の血液は比較的容易に心臓へ戻りますが、下半身の血液は重力の抵抗を受けながら進まなくてならず、心臓だけで一連の動きを行うと、結構な負担になってしまい、そのときに心臓の助けとなっているのが、足の筋肉を動かすミルキングアクションという機能であり、足の筋肉が血液の周りで乳搾り(ミルキングアクション)をするように伸び縮みすることで、血液が心臓に送り返されると解説されています。

○この解説によるとミルキングアクション機能とは,下半身の筋肉群が、下半身の血流を上半身の心臓に送り返す機能のようです。下半身の筋肉は第2の心臓であるとの解説はここから来ています。血流は、心臓から送り出された血液は
大動脈→動脈→細(小)動脈→毛細血管→細(小)静脈→静脈→大静脈
と伝わって心臓に戻りますが、本数にして1500億本、長さにして10万㎞とは、毛細血管部分だけを言うのか、大動・静脈、動・静脈、細動・静脈も含んだものかは、ちと判りません。含まないとすればこの大動・静脈、動・静脈、細動・静脈の本数、長さの平均値がどのくらいになるのかも、現時点では解説文献、ネット情報が見つけられません。

○筋肉のミルキングアクション機能は、主に毛細血管に働くのか、或いは、心臓へ送り返す細(小)静脈、動脈、大動脈に働くのかもちと不明です。心臓タンク説を強調する「マンガでよく分かる介護老人にならない!法」では心臓自体にはポンプ機能はなく、ポンプ機能は血管自体にある如く記載しています。そしてその血管自体のポンプ機能を補助して血行をよくするため、寝たまま両手・両足を挙げ、1分間、細かく振るわせる毛管運動(毛細結果発現運動)の重要性を強調しています。この両手・両足の微振動は、毛細血管のルージュ細胞の収縮・拡大を促しポンプ機能を強化し、血液循環をよくするのだそうです。毎朝の真向法等ストレッチ運動の時、1分間くらいならやってみようかと思っております。
以上:1,100文字

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