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風前の灯火から奇跡的救命された中切歯の絶体絶命2

平成24年10月22日(月):初稿
○「風前の灯火から奇跡的救命された中切歯の絶体絶命1」の続きで私自身の注意喚起のための備忘録です。
サンフランシスコ時間平成24年10月11日午前0時25分頃発生した事件のため私の下側中切歯は、前に大きく傾きグラグラ揺れる状態となりました。歯は一つ一つが重要な働きをしているようで、歯の中で中心に位置する中切歯がぐらついた状態になるだけで発声が少し不自由になり、前歯の欠けた老人の言葉が聞きづらくなるのが良く判りました。

○ナパバレーの見学を終えて宿舎のヒルトンホテルスクエアに戻ったのが午後5時30分で午後7時30分からサンフランシスコではトップクラスに美味しいという中華レストランでの夕食が予定されていました。私はホテルに戻ると直ぐに日本のタクシゲ歯科医院に電話を入れました。7時間の時差のある日本時間では翌12日午前10時30分頃です。受付の女性に事情を話すと、兎に角、中切歯に食物を当てないように注意するしかないとのことです。

○サンフランシスコ旅行は、日本時間13日(土)午後10時30分に羽田国際空港到着の便で帰国予定でしたが、その日はJALシティ羽田に宿泊し、翌14日(日)私を除いた一行は昼頃の新幹線で仙台に帰り、私だけ赤坂東急ホテルに移る予定でした。15日(月)日弁連業革委員会、16日(火)午前交通事故法律相談、午後東海地方某県某支部損害賠償請求事件出頭の予定で14日から赤坂東急ホテルに3連泊する予定でした。

○全て予定通りこなすと6日間ぐらついた中切歯を抱えながら食事をしなければなりません。この間に中切歯が完全に折れて終焉を迎える可能性が高いと判断しました。私は、直ちに、予定変更を決断して、タクシゲ歯科医院に15日(月)朝一番で診てくれるようお願いしました。既に予約されている方が優先なので時間は確定できませんと言われましたが、何とか押し込んで予約を入れて頂き、赤坂東急ホテルも15日分だけキャンセルしました。

○そこで一安心して、午後7時30分からの中華料理ディナーに臨みました。このディナーでは、中切歯を使用せず食事をしなければなりません。これがまた至難の業で、私の大好きなカニ料理が出て来たとき、不幸にもカニの甲羅が中切歯に当たって、鋭い痛みと共に、更に中切歯の傾きが大きくなり、ヒヤッとしました。

○この中切歯の状況は同行者の誰にも話していませんでしたから、何事もなかったかの如く、振る舞い普通に食事を進めましたが、内心はヒヤヒヤの連続でした。幸い中華料理は殆どの素材が柔らかく調理されていたので助かりました。何とか中華料理を食べ終えて、ホテルに戻ったのが午後10時30分頃。翌日は朝9時チェックアウトでそれまでにスーツケースを出さなければならず、荷物の整理をし、「平成24年事務所旅行ーナパバレー」を作成アップして、バタンキューの状態でした。

○翌朝午前4時には起床し、「平成24年事務所旅行ーナパバレー後半・中華料理」を作成アップして荷物も最終点検整理してホッとしたところで、午前5時30分頃、日本時間午後10時30分ですが友人のN歯科医師に電話をして事情説明し、タクシゲ歯科医院に行くまでのアドバイスを頂きました。

○万が一、中切歯が折れて抜けた場合は、薬局で生理的食塩水を購入し、これに折れた歯を浸けてタクシゲ歯科医院に持っていけば再生してくれるはずとの貴重なアドバイスを受け、予定を変更して14日(日)夕方までに仙台に帰り、なんとか、瀕死の中切歯を持ちこたえ、翌15日(月)朝一番でタクシゲ歯科医院に行ってあっと言う間に元に戻して頂き、問題の中切歯はまだまだ持ちそうです。しかし、今回の貴重な経験を噛み締め、大事にして行かねばなりません。
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