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大久保直政先生主催第42回仙台座禅断食会参加第2日目

平成29年 3月12日(日):初稿
○「大久保直政先生主催第42回仙台座禅断食会参加第1日目」を続けます。
現在第42回仙台座禅断食会3日目の早朝ですが,2日目夜から体調に異変を感じています。3日目の朝は、心臓が動悸し、結構な胃のむかつきも感じて、これは体調に異変を生じたと大いなる不安感を感じて、午前1時30分に目が覚めました。午前6時30分の読経開始前に、その旨を大久保直政先生に伝えると、断食で糖分が身体に入らなくなることにより、生体エネルギー源を糖質から体内蓄積脂肪転換せざるを得なくなることでの生体の正常反応で全く心配ないと言われます。しかし、小心者で不安症の私は、その言葉を素直に受け取れず、不安なまま3日目の行事に入りました。

○3日目は諸行事を丁度正午に終えて、私をこの座禅断食会に引き込んだK弁護士の自動車に同乗させて頂き、車中、K弁護士の奥様に色々有益な健康談を聞かせて頂き、午後1時前に無事仙台に戻りました。K弁護士夫妻は第41回仙台座禅断食会に初めて参加し、今回は2回目で私にも盛んに参加を勧誘して頂きました。

○座禅断食の実際のスケジュールについて詳細に記録したネット上の記事が見当たりません。そこで私自身の備忘録として、この座禅断食会についての私の記憶喚起と感想等をできる限り詳細に記録に残します。
2日目のスケジュールは以下の通りです。

2日目
6時     起床
6時30分  読経
6時40分  座禅4
8時     座禅5
9時     座禅6
11時    座禅7
12時    座禅8
13時    合掌行
15時    座禅9
16時    座禅10
16時40分 講話
19時    座禅11
20時    座禅12
20時20分 入浴・自由時間
22時    就寝


○2日目は、6時15分頃までに座禅会場に入り、先ず軽くおはよう真向法体操から始まりました。真向法体操がキツいという方も居ましたが、私は原則日曜日を除く毎朝継続し、更に2ヶ月に1回は宮城真向法体操会のレッスン、1ヶ月に1回はツルカメフィットネススタジオで大久保先生のレッスンをみっちり受けていますので、楽にこなせます。その後、6時30分から読経でした。スケジュールパンフレットは合計4枚8頁ですが、内3枚6頁が経文で占められています。半跏趺坐ではなく正座してこのパンフの「開経偈(かいきょうげ)」から始まるお経を大声で読んでいきます。これはあまり苦なくこなせました。

○その後は、ほぼ1時間置きに1回20分の座禅を9回行いました。座禅師匠は大久保直政先生と立石里美師です。座禅を始める前に、会場正面・入り口・自分の席・対面の席の4カ所に向かって合掌・一礼をして、自分の座禅用座布団に座ると大久保先生がチーンと鐘を鳴らします。鐘の合図で対面に向かって合掌・一礼をし、半跏趺坐の左足の上に親指と親指を合わせて法界定印を結ぶと呼ばれる親指人差し指での輪っかを作ります。

○両師、生徒参加者10名全員が、左足のみを右ももに乗せる半跏趺坐です。半跏趺坐は、右足を下にして左足を右足と右ももの上にのせるだけですが、これでも初心者には、20分間じっと動かず継続するのは大変です。幸い私は、真向法の股割り等のお陰で、腰が入ってキッチリ真っ直ぐに上半身が立ち上がりますが、訓練を経ていない人は、腰がシッカリ入らず、上半身が安定せず、安定しない上半身を20分間動かさずじっとしているだけで大変と思われます。「坐り方の実際」と言うサイトに結跏趺坐と半跏趺坐の実際の写真が掲載されています。流石に、大久保・立石両師の半跏趺坐は、全く無駄のない見事なものです。

○生徒参加者10名の内5名が初めての参加ですが、2回目以上の参加の方でも半跏趺坐姿勢がキチンととれない方が居ました。できる限り腹式呼吸を意識しての吸う・吐く一呼吸1回ずつ数えて100回まで数えるように指示され、出来るだけその通り行うようにしました。100回数えた時点で横目でチラリと時計を観ると開始後概ね7分程度経っています。そこからは、100回ではなく10回ずつ数えるように指示されていますが、その後は、数え方がいい加減になります。

○15分経過少し前に大久保先生が、「警策」と言う長い棒を持って立ち上がり、座禅者一人一人を回って右と左の背中を3箇所に分けて3回ずつ合計9回叩きます。座禅者は大久保先生が回ってくると法界定印を外して合掌一礼し、先ず右手を左手の下に置いて、上体をやや左前に傾けます。大久保先生は先ず座禅者の背中上部(肩の下)を叩き、次に座禅者は上体を前方に傾け、背中中央部を叩き、次に更に深く上体を前方に曲げ、背中下部の腰の後ろ辺りを各3回ずつ叩きます。打たれる側は「警策をいただく」という言い方をするとのことですが、これによって座禅者の座禅の進行具合を確認することも目的です。警策で叩かれると「パン・パン・パン」と鋭い音がしますが、苦しい痛みはなく、むしろ、じっとしていた身体を動かすためか心地よい痛みです。

○20分少し前に大久保先生が、再度、開始時にならした鐘を「チーン」大きく鳴らし、鐘の音の余韻が消えると「拍子木」の様な板棒を「カチッ」と叩いて約20分の座禅終了の合図となり、対面席に向かって合掌・一礼し、更に立ち上がって、開始時と同様に、会場正面・入り口・自分の席・対面の席の4カ所に向かって合掌・一礼して終了です。2日目は合計9回座禅がありました。そのときの精神状態・体調等によって長く感じることもあれば、短く感じることもありますが、12時の8回目が終わったときは、やっと折り返し地点に来たとホッとしました。

○今回の座禅で、一番の苦行が、なんと「合掌行」でした。ここでの合掌行は、半跏趺坐ではない普通の正座で両手をシッカリ伸ばして頭の上に上げ両手のひらをくっつけた姿勢で、「摩訶般若波羅蜜多心經(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」を20分間ズッと継続して大声で繰り返し読み上げることでした。スケジュールパンフレットの2枚目裏の1頁全部に「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」が「観自在菩薩(かんじーざいぼーさつ)」から「般若心經」まで1頁びっしり読みにくい漢字で埋まっています。

○事前に大久保先生から、合掌行は汗をかくので薄着で来て下さいと説明され、なんでお経を読むのに汗をかくのかと不思議に思いました。大久保・立石両師は、これを全て暗記しているので身体を真っ直ぐに立てたまま大きな声でシッカリと読み上げています。しかし、生徒は、到底、暗記などしていませんので、パンフを足下に置いて、上体を下に向けて面倒な漢字を目で追いながら、たどたどしく読み上げます。

○合掌行開始後5分もすると傾けた上体と頭の上に伸ばした両手の重みがズッシリと伝わり、特に両手を頭の上に上げて維持するのは大変な苦行でした。先ず両手のひらを付けたままにしておけなくなり、指先だけつけ、これも大変になり、最後には、両手を胸まで下げ合掌の形で読み上げました。これは、今回の座禅断食会での一番の「苦行」でした。それにしても大久保・立石両師が270文字近い面倒な漢字の経文を全部暗記にしているのには驚嘆しました。

○16時40分から大久保先生の講話でした。野口法蔵師著「座禅断食」を教科書に「断食」について、絶食療法の理論から始まり解説して頂き、更に大久保先生が20年以上前から研究している生体エネルギー理論と実践の解説を頂き、その応用実践装置電気誘導翻訳装置高圧用「さとり」等のご説明を頂きました。80分間の講話で、いつものことですが、大久保先生の健康に対するこだわりの凄さに圧倒されます。

○このとき参加者全員がそこまでの感想を述べました。参加者には、第1日目10日(金)の朝から水・お湯だけでの絶食を指示されましたが、私は、朝は蜂蜜を入れない豆乳を飲み、午後は、のどの渇きに耐えきれずポカリスエット1本を飲んだことを白状しました。それでも、流石1日目は夕方になると空腹感が強かったのですが、2日目になると空腹感がなくなったことと空砲(おなら)が多いのが殆どなくなった不思議を感じている旨話しました。2日目は時間が経過する程に胃のもたれというか、ゲップを出したいのに出せないイライラが少しずつつのってきました。空腹感どころではありません。

○その後19時、20時と2回の座禅を終え、最後に真向法で身体をほぐしましたが、その頃には流石に疲れがドッシリと感じられました。しかし部屋に戻ってから、直ぐに浴室に出向き温泉のお湯につかり、洗髪等して、5分以上気持ちよくお湯につかりました。立ちくらみがするので湯船には長くつからないよう指示されていましたが、幸い、立ちくらみも生じませんでした。風呂から上がって部屋に戻るとたちまち眠気が出てきて、スケジュールでは22時就寝でしたが、21時にはベッドに入りました。胃のむかつきが少しずつ強くなってきたのが気になりましたが、直ぐに寝込みました。(以下3日目に続きます。)

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