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石原医師”老いるほど若く見える健康法”紹介-朝食抜きの合理性

平成29年 7月10日(月):初稿
○「石原医師”老いるほど若く見える健康法”紹介-ルイジ・コルナロとは」の続きです。
ルイジ・コルナロ氏は、1464年から1566年まで102年間も生きて「無病法」という著作を残しましたが、550年も前に生まれた方が、少食を説いていたのには驚きました。

○しかし、石原医師著「老いるほど若く見える健康法」によるとおそらく3000年以上前に作られたエジプトのピラミッドの碑文に「人は食べる量の4分の1で生きている。残りの4分の3は医者が食べている」というのがあり、エジプトの貴族たちの挨拶は、「吐きますか、汗をかきますか」だった、つまり、過食や運動不足の害を知っていたとのことです。

○古代ローマ、古代ギリシャ、古代エジプトなどの文明国は、文明が頂点を極めたときに、黒死病(ペスト)、疱瘡、麻疹……などの疫病が流行し、国が衰亡していく大きな要因となったが、疫病が流行した原因は、文明の発展と共に怠惰で美食・飽食の生活にどっぷりつかったため、運動不足と食べ過ぎであったと断定されています。

○「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」と言う格言があるそうです。「腹八分に病なし」は、良く聞きますが、「腹十二分に医者足らず」は余り聞きません。古代エジプトピラミッド碑文「残りの4分の3は医者が食べている」に通じるものでしょう。日本は、この40年で医者の数が約3倍の30万人を超え、医療・医学が発達しているのにも拘わらず、病気・病人は増える一方で、平成28年の日本の医療費は41兆円を超え、国家財政赤字増加の要因となっているそうです。

○「腹十二分」を「腹八分」にするには、一日3食を1食抜き「空腹」時間を作るべきで、一番理にかなっているのは「朝食抜き」とのことです。その理由は、人体には「吸収は排斥を阻害する」との鉄則があり、食べるほど消化・吸収のため胃や小腸に血液が集まり、その分、大腸・直腸・腎臓・膀胱へ巡る血液量が減るため、大小便の排泄が悪くなるからとのことです。朝食を抜けば、胃や小腸への血流が少なくなり、大腸・直腸・腎臓・膀胱への血流が増え、排泄が促進されるとのことです。

○さらに睡眠中は、「断食」しているので、朝は排泄が促進され、体内・血液内の汚れを排泄する時間帯であり、朝、ご飯やパンなどの固形物を食べ、胃腸が動き始めると、排泄が阻害され、折角の血液浄化反応も抑制されるので、血液浄化反応を促進し、病気予防、改善を図るには朝食を抜くことが一番と力説されています。

○朝食を抜くと昼食は、断食後の捕食にあたるので軽めで良く、お薦めはそばとのことです。そばは、炭水化物だけかと思っていたら、何と、8種類の必須アミノ酸を含むタンパク質、動脈硬化を防ぐ植物性脂肪、エネルギー源の炭水化物(糖)をはじめ、ほとんどのビタミン、ミネラルが含まれる「完全栄養物」だそうです。これに、体を温め、血行をよくするネギ、すり下ろしショウガ、七味唐辛子を存分にかけるて食べると理想の昼食だそうです。そばもラーメンと同じ炭水化物がメインと思って避けてきましたが、見直しました。
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