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桐システム構築の困難性

平成16年12月27日(月):初稿 平成17年 5月15日(日):更新
○先日事務所旅行の夕食時期に事務員達と桐システムの話題に及びました。
債権者一覧表を作ったり桐をワープロ的に使用している事務所は結構あり、更に顧客簿、事件簿まで作り、ある程度データベースとしての使用をしている事務所もあるが、そこから先の顧客簿、事件簿に一度入力したデータについてID経由で自動再利用、要するに
一度入力したデータは二度と入力しない
で通知書、訴状、準備書面等までの文書作りまで利用している事務所はなかなか出て来ず、仙台でも数える位しかないのは、どうしてかと疑問を発しました。

○当事務所で一番桐を理解している筆頭事務員は、やはりホントに桐が好きにならない人にとっては難しいことが一番の原因だと言います。
私としてはこれほどシンプルなシステムのどこが難しいのか、当事務所桐システムは、桐の能力を100とすれば精々5~10のレベルに過ぎないのにといつも歯痒い思いをしております。

○仙台以外で私の桐システムを利用してくれていた唯一の事務所として大阪のリード法律事務所があります。かつて全国桐ML作成に尽力して頂いた菊元成典弁護士を中心として4名の弁護士と3名の事務局員で構成する事務所です。

○3年前になりますが、リード法律事務所には安生誠弁護士という大変プログラミングの好きで優秀な弁護士が居て、当事務所システムを移植したものに改良を加えてリード法律事務所方式として活用されていると思っていました。

○数日前に久しぶりにメール連絡すると、今年の夏までは利用していたが、突然、ファイルの共有使用が出来なくなり、サポートセンターに照会するも解決できず、結局、桐使用を諦めたとの事でした。

○安生氏が独学でSQLを学び、最終的には、MySQL(データーベース)、MyODBC(ドライバー)とアクセス(クライアント)を構築したとのことです。
独学でここまでやれる能力を桐に費やしたらどんな素晴らしい桐システムを構築してくれたことか。
管理工学のサポートセンターは、一体、何をしてるんだと抗議したい心境です。

以上:839文字

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