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桐forTSEの制約-印刷プレビューの事実上不可

平成18年12月13日(水):初稿
管理工学研究所HPによると懸念されていた桐のWindows Vistaへの対応が実現するそうです。桐2007となりバージョンアップは無償とのこと、有り難いことです。

これで桐を当分の間使えることになり、ホッとしているところ、管理工学研究所にはケチをつけるようで恐縮ながら、桐井戸端BBSに投稿した私の「桐forTSE」に関する文章を発見しましたので備忘録に残します。桐2007アップを機会に「桐forTSE」印刷プレビューの不具合も直して頂ければ最高ですが。

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>>桐forTSEで試します。

>(Mさん)60万件というかたにはいらぬお節介とは思いますが、気軽に試そうかというお値段ではないですよ(あるところで、ab \260K)。念のため。


(と言う遣り取りに続いて私の桐forTSE使用体験)
Mさん、お久しぶりです。実は、出張先でノートパソコンから直接事務所サーバーの桐データにアクセスしてファイルを開いて、事務所にいると同様に桐データを扱うことが可能になると言うことで、桐forTSE10クライアント版にシトリックス(これが高価です)更にTSE桐用サーバー機等100万円近い金額を費やして設置しました。

結論は当事務所のような文書作成データベースとしての使用の場合、役に立たないと言うことでした。
大量の60万件の顧客データ等大量データ処理のスピードアップ化には役立つとは推測していますが。

当事務所は各種通知文書、訴状、各種申立書、準備書面等全ての文書を桐表化して、共有使用フォームで編集し、レポートプレビューでで印刷内容を確認した上で印刷するというスタイルです。

ある事務員がクライアントパソコンからTSE桐ファイルを使用して、プレビューをかけると他のクライアントパソコンで使用しているTSE桐の処理速度が極端に落ち、極端な場合、「きり」と入力して「桐」と変換される時間が、5秒以上かかるなど、実務使用に耐えられなくなる状態が続きました。

この現象について管理工学研究所に問い合わせた回答は概ね以下の通りです。
(回答始め)
 印刷プレビューでは、出来るだけ速やかにプレビュー画面を表示するため仕様として可能な限りTSE桐の置いてあるサーバー機のCPUに負荷を掛けて実行する。 そのためプレビュー期間中、CPUの余力が無くなり、他のクライアントパソコンからの使用について、処理速度が落ちる等の支障が出る。
 従って、この現象を避けるためにはプレビュー使用を避けるしか方法はない。
(回答終了)


しかし、文書作成の場合、プレビューで印刷内容を確かめないで、印刷することは出来ません。プレビューするなと言うことは使うなと言うことと同じで、結局、大枚をはたいて導入した桐forTSE及び関連のシトリックス或いはTSE桐専用サーバー機は、埃をかぶって眠ったままです。

私は印刷プレビューすると使えなくなるような商品は致命的とも言える欠陥であり、欠陥商品として、製作販売会社に対して商品の瑕疵を理由に損害賠償請求の訴え提起準備中です。

-----なんて全くの冗談です(^^)。
桐には大変なお世話になっていますのでとても出来ません。

しかし、新しいものが出たからと直ぐ飛びつくのは危険との大きな教訓でした。
以上:1,373文字

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