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RU平成22年6月例会-経済感覚を鍛える

平成22年 6月16日(水):初稿
○平成22年6月15日は、RU(ライジングアップ)6月例会で、「老後に向かって鍛える」シリーズの一環として「経済感覚を鍛える」とのテーマでRU最古参会員の1人で先日創業60周年記念式典を開催した鈴屋株式会社社長の鈴木誠一さんのお話を伺いました。

○「経済感覚を鍛える。」これは、筆者にとって生涯のテーマで、マクロ経済、ミクロ経済、経営、マーケティングとの関連で、日々、経済を感覚を鍛えているとのことで、この話しに先だって内容について簡単なレジュメ作成を依頼していたところ、なんと、40字40行で30頁にも及ぶ5万字近い大講義案を準備してきました。何事にも徹底して取り組む誠一さんの面目躍如でした。

○この大講義案を事前にMLに掲載して頂くと大学で知能情報システム等を教えているAさんが、その内容を客観的な事実と主観的な分析または意見等に分けて整理し色分けするなどの多少の編集を加え、これを講義案として印刷し、講義直前に参加者全員に配布されました。

○講義は、この大講義案を参観者全員で声を出して輪読することから始まりました。5万字近い講義案全てを声を出して読んだら2時間は優にかかりますので、どこかで端折るのだろうと思いながら、輪読が始まりました。午後7時開始時間直後から誠一さんの指名で、参加者による講義案の輪読が始まり、1時間経過して講義案の半分ほどまで読み進みましたが、いっこうに終わる気配がありません。

○結局、2時間少々かけて5万字近い大講義案を全く休憩を挟むことなく参加者12名全員で分担して読み終えました。久々に大変充実した勉強会でした。誠一さんは30時間かけてこの大講義案を書いたとのことですが、よくぞここまで自分の言葉で一気に書き上げるものだと感歎しました。2時間以上の輪読中、誰からも休憩にしようとの声も出なかったのにも驚きました。誠一さんの迫力に圧倒されて、皆さん、ただただ読み続けるだけでした。

○その内容は第1章アダムスミスの古典的資本主義から始まり、第13章我々の暮らしにとって経済との関わりとは?までトータルで5万字近い文字で大量データが掲載されており、大変、勉強になりましたが、その感想は、経済学は難しいとことと、日本及び世界の経済実態が大変厳しい状況にあることの痛感でした。第1章アダムスミスの「神の見えざる手」の説明当たりは、スンナリと入って来ましたが、第5章現代のケイジアン修正資本主義当たりになると、音読を担当して読み上げるも、その文章を声で音に出すものの意味が頭の中にサッパリ入って来ません。言語明瞭意味不明で、私自身の読解力不足を痛感しました。

○人生死ぬまで勉強が私のモットーですが、勉強すべきことは山のようにあることを再認識させられ、折角の大講義案、もう2,3回は繰り返し読み込んで、少しは経済学の雰囲気に触れようと考えさせられたことが最大の成果でした。
以上:1,188文字

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