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顧客サービス可視化強化法-報告書等自動送信

平成21年 6月11日(木):初稿
「弁護士のためのマーケティングマニュアル紹介1」で、経営コンサルタントの船井総合研究所出口恭平氏著作「弁護士のためのマーケッティングマニュアル」でマーケッティングとは「売り込みをしなくても,売れる状態を作り出すための技術」と言う解説が大変判りやすく感じ、また、そのマーケッティングの方策の一つとして、Ⅶ依頼者満足度を高めるポイント」60「書面化して、認識を共有する」するとの記述に感動したことを紹介しておりました。

○法律事務所のお客様の弁護士に対する不満の一つに、弁護士に依頼はしたものの、何をしているのかサッパリ判らないと言うものがあります。この点について「弁護士のためのマーケッティングマニュアル」132頁で「弁護士の仕事は形が無く目に見えにくいものです。唯一、目に見える形として残るものは、様々な書面です。そこでちょっとした打ち合わせ内容や、報告事項を書面化して、依頼者に提供することは、想像以上に依頼者の満足度を上げてくれます。」と記載しています。

○これは弁護士のお客様に対するサービスを目に見える形で残すことの重要性を示唆し、その第一として法律相談結果を、①相談内容、②問題点、③解決方法、④留意事項をその場でタイプして印刷し、印刷して相談されたお客様に渡す弁護士の例を挙げ、私はこの記述に感激し、「法律相談記録プリントシステム作成中」記載の通り、そのシステムは出来上がりました。

○全てのお客様の相談をこの相談記録プリントシステムで印刷して差し上げるまでには至っていませんが、問題点等を印刷した紙を差し上げたお客様の喜び様は大変大きなものでした。これが出来るまでは、私のHP記事の中でその相談に役立つページを印刷して差し上げていましたが、自分が抱える問題点そのものズバリの解説書面は,お客様にとっては大変嬉しいもののようです。

○事件として依頼された後は、裁判になった場合、期日毎にその進行結果、次回の予想等を報告書にまとめて書面として送付していますが、期日だけでなく,何か動きがある都度、その結果を書面で報告されればお客様にとっては、「弁護士に依頼はしたものの、何をしているのかサッパリ判らない」との不満は完全解消されます。

○弁護士にとっては何かこの動きがある都度、例えば相手方弁護士に電話した時の遣り取りなど、細かい動き全てをお客様に書面で報告するのは結構面倒に感じるはずです。しかしこれらの動きを事件処理記録としてメモ程度に残すことは事件処理上有用であり、事件簿経過記載欄に小まめに記載し、且つこれを記載する度にお客様にクリック一つで送付出来る体制を作りたいと思っております。

○報告書送付方法は,書面郵送、FAX送信、パソコン或いは携帯メール送信等お客様のお好み選択して頂き、その選択された報告書送付が出来る限り簡単に,出来ればクリック一つで出来るよう色々試案していきます。
以上:1,188文字

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※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


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