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船井総研”顧問先開拓セミナー2016”に参加しました

平成28年 8月 7日(日):初稿
○平成28年8月6日は、2人の勤務弁護士と共に、船井総研東京本社で開催された「新規の相談を単発で終わらせず顧問化する方法」との表題のセミナーを受講してきました。「船井総研法律事務所経営研究会平成26年6月例会参加雑感」に「これから弁護士として、生きていくためには、兎に角、ドップリと身についた、特権意識を完全に捨て去り、サービス業者として、世間では当たり前の努力を積み重ねなければなりません。船井総研法理事務所経営研究会に参加すると、これを痛感させられるのが、気が重くなり、疲労感をドップリと感じる」と記載していましたが、正に自分の甘さを痛感させられるセミナーでした。

○船井総研主催セミナーに参加すると痛感させられるのは、先ず船井総研自身の凄さです。今回は、50名前後の参加者の一人に過ぎない私の誕生日が前日だったことを把握して、開催前に私自身を紹介頂き、誕生祝いの拍手で盛り上げて頂き、さらに「部下が絶対、目標達成する『任せ方』」との現在の私に正にピッタリの書籍までプレゼントして頂きました。そのサービス精神旺盛さにはただただ感激するばかりでした。

○今回のセミナー「顧問化する方法」のメインゲストは、弁護士法人グレイス代表弁護士古手川隆訓氏です。同氏は、地縁のない人口60万人の中規模都市鹿児島で開業し7年で210社の顧問先を開拓したとのことです。その手法を当事務所勤務弁護士に学んで貰いたく、3名で参加しました。

○古手川氏の話では、7年前に開業すると同時に船井総研の指導を受け、そのエッセンスをシッカリと掴み、且つ、自らの創意・工夫を重ね、平成28年8月6日現在顧問社数は223社になったとのことで、兎に角、顧問勧誘を恥ずかしいこととは全く考えず、繰り返してきた結果に過ぎない、誰でもその気になれば出来ますとのことでした。

○私の事務所は、企業法務は殆ど取り扱わず、訴訟実務中心でやってきたため顧問社を増やすための努力は全くしてきませんでした。顧問社数は僅か10数社で私が顧問を勧誘した会社は1社だけです。これからは私のような姿勢ではやっていけないことは確実で、勤務弁護士が自身の顧問先を開拓する気になるようにセミナーに参加して貰いました。余りに刺激が強すぎてどこまで顧問先開拓意識を強めたかはちと疑問でした。

○仙台に帰り古手川隆訓氏が代表を務める弁護士法人グレイスのHPをじっくり拝見し、その充実ぶり、サービス精神旺盛ぶりに更に驚愕しました。一般の船井総研作成HPより、更にいっそうの工夫がなされています。交通事故の専門ページも大変充実しています。トップページにいきなり人体模型図で頭部・脊髄脊柱等部位毎の解決実績が見られるようになっており、工夫の跡が随所に見られます。

○特に感心したのは、弁護士費用で相談料・着手金を大書きで強調し、報酬金が「(1)保険会社からの提示が既にある場合には、15万円+保険会社からの提示額から増額分の20~30%です。」と記載され、一般に「着手金」と称する15万円も報酬金と表示しています。当事務所では示談交渉着手金一律10万円と表示していますが、受領は回収金からで着手時には頂きません。早速、グレイスさんをまねて着手金ゼロと表示して報酬金に10万円を加えます(^^;)。

○今回のセミナーで配布された資料も大変役立つ情報に溢れており、さらに弁護士法人グレイスのHPもシッカリ勉強して、当事務所のマーケッティングに役立てようと思っております。兎に角、意識の大改革が必要です。
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