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平成29年小松家族SF旅行無事終了ーその2-帰路は映画三昧

平成29年 8月20日(日):初稿
○「平成29年小松家族SF旅行無事終了ー成田空港到着-東京から仙台へ」の続きです。
私は、神経質な性格のためか、海外旅行のための飛行機内では、殆ど眠ることができません。サンフランシスコ視察旅行では、同行の仲間にあわせ、見栄を張って、平成17年3月、平成19年5月の2回はビジネスクラス利用でしたが、それでも機内では殆ど眠ることは出来ませんでした。そこで時間つぶしのため座席に備え付けられている小型ディスプレイで映画を鑑賞することにしています。

○この機内映画鑑賞で、いつも腹立たしいことがあります。それは、洋画については、英語言語での日本語字幕がないことです。ですから邦画では、英語字幕はあっても日本語字幕は全くありません。難聴の私は、邦画での日本語のセリフも完全には聞き取れません。従って洋画だけでなく邦画のBD(最近は殆どウルトラHDBD)鑑賞の際は、常に日本語字幕を表示しています。邦画BDも日本語字幕がついていないものは絶対に購入しません。難聴者は皆同様と思います。難聴者にとって日本語字幕は必需品です。

○機内映画は、殆どの飛行機でいつも100本以上掲載されています。言語は、英語の外に仏語、スペイン語、中国語、韓国語、日本語等主要国の言語が用意されていますが、字幕についても同様に、日本語を除いた主要国語の字幕が用意されています。頭にくるのは字幕について、中国語・韓国語まであるのに日本語がないことです。航空各社は、日本人難聴者に対する理解が全くありません。

○そこで仕方なく、機内映画鑑賞では、洋画・邦画とも言語は日本語、字幕は英語で鑑賞します。字幕を英語にするのは、日本語でセリフを聞いても分からない箇所を、英語字幕で補うためですが、いかんせん、英語字幕を読んでも時間がかかり、殆どが半分も読めない時点で、場面が変わり、英語字幕も変わり、到底読み切れず、日本語セリフの判らないところを英語字幕で補うとの目的は、殆ど達せません。

○今回のSF旅行帰路は、SF現地時間18日SF空港午後0時10分出発、日本時間19日成田空港午後2時30分到着の9時間20分の旅でしたが、機内で眠ると帰国後夜眠れなくなるため、敢えて殆ど映画鑑賞を続け、鑑賞した映画は、「素晴らしきかな、人生」、「トリプルX:再起動」、「フェンス」、「マリアンヌ 」、「海賊と呼ばれた男」の5本に及びました。

○この中で、最も感動したのは「マリアンヌ」でした。主演男優ブラッド・ピット氏のかっこよさに男の私がしびれ、主演女優マリオン・コティヤール氏の美しさに酔いました。4K ULTRA HD + Blu-rayセット版が発売されていると言うことで、早速、購入して再鑑賞を楽しみます。

○最も期待外れは、日本未公開名優デンゼル・ワシントン氏主演「フェンス」でした。映画評で「日本人の感性に合わない」、「(主人公の)重い台詞ばかりが延々と続き、観ていて億劫になる始末」と言うのがありましたが、正にその通り。我慢して最後まで見ました、デンゼル・ワシントン氏演じる主人公の身勝手なくそオヤジぶりに腹が立って腹が立って仕方がありませんでした。もう二度と見る気になりません。
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