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漢字等文字手書きの重要性実感-”デイリー牧師ノート”から

平成28年 8月 2日(火):初稿
○「小松事務所パソコン等システム変遷のまとめ」記載の通り、当事務所では昭和58年に初めて、当時、1台180万円もしたミノルタ製ワープロを導入しました。当時、パソコンは殆ど普及せず、ワープロ専用機時代で、既に、シャープ製「書院」、東芝製「ルポ」、富士通製「オアシス」等ワープロ専用機は、色々発売されていました。

○何しろ、1台100数十万円もする高価商品でしたので、凝り性の私は、ワープロ専用機購入に当たっては、彼方此方の売り場を見回り、相当時間をかけて見分し、最後に私にとっては一番使いやすいと感じたミノルタ製ワープロに決めました。しかしミノルタ製ワープロは当時は少数派だったように記憶しています。

○ワープロ専用機を導入してから、自分でも積極的に使用して、その便利さを実感し、昭和59年には2台目を導入し、しばらく、2台のワープロ専用機が当事務所書類作成の強力武器でした。それが平成2年10月から12月にかけて一気にNEC9800デスクトップパソコン2台とノートパソコン2台を導入し、パソコンワープロの方が便利と実感してからは、平成2年12月に書類作成を一気にパソコンワープロ「一太郎」に切り替え、2台のミノルタ製ワープロ専用機は、7年間の使用でお蔵入りとなりました。2台360万円の高価機器でしたが、7年間の使用で十分に元は取りました。

○ワープロ専用機使用時代は、訴状・準備書面等の起案は、紙の起案用紙にボールペンで書いて行い、清書作業を事務員にさせていました。私自身も、ワープロ専用機を相当使用していましたが、表を作るなど特殊文体作成に限り、文章起案は原則手書きでした。ワープロで起案すると、訂正経路等が残らず、また、当時はかな入力で、文字を書くように素早く入力できず、入力に気を取られて、じっくり思考しづらいと感じていたからです。

○ところが、パソコンワープロに替わってから、ローマ字入力に替えブラインドタッチをマスターし、入力が手書きより速く出来るようになり、先ずお客様との打ち合わせでのメモもパソコンワープロで行うようしました。さらに平成5年頃にはお客様と打ち合わせしながらその場で訴状・準備書面等の書面作りをするようになり、文章作成は全て、軽快に入力できるパソコンワープロ「松」に替え、手書き文字を書くことは殆どなくなり、その後、桐システムを導入してからは、文章作りは、殆ど桐で行っています。

○そのため漢字を手書きする機会が殆どなくなり、10数年前から漢字を手書きで書こうとすると、「え、こんな簡単な漢字も書けない!」と思うことが良く出てきました。パソコンが手元にあれば良いのですが、なくてどうしても手書きが必要な場合、ホントに苦労します。そこで、漢字手書きの復習の必要性を相当以前から感じていたところ、「デイリー牧師ノート」で以下の文章を発見し、刺激を受けました。以下、備忘録です。

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「書く愉しみ」
2016年07月28日


書くことで思考が練られる。書くほどいい考えが湧いてくる。新しい考えが湧いてくる。作家も何も考えずに書いているうちにいいアイデアが湧いてきて、一つの作品が生まれてくる。勿論、歴史小説などは、十分な下調べが必要だし、調べたうえで、考えて不信な面は解明が必要だ。

書くことは、脳の鍛錬になる。書いておれば、字を忘れることがない。当然のように字が出てくる。若い頃は、毎日学校へ行き、先生の講義をメモしていた。教科書を読んだ。そういう時期が終わって、学校へ行かなくなると、字を書くことがなくなる。

日記をつける人もわずかだ。ぼくは、毎日ブログを書き、日記と備忘録を書いている。その上に、老人ホームでは、処方箋を毎日3.40枚書いている。高槻市内の病院の医師へ患者紹介の依頼状(診療情報提供書)や介護保険の主治医意見書を各々数通書いている。診察結果や治療結果を患者カルテに記録している。猛烈に書いている。

7年前までは、開業医としての仕事だけだった。牧師としての仕事はあったが。老人ホームに勤務し始めて、書くことが多くなった。書けば書くほど、クリニックの収入も増えるし、ぼくの脳も活性化するし、一挙両得だ。思索の成果の一部をブログで公開し、読者に恵みを分与している。頭が錆びてきたなと感じた方は、書くことだ。

読むのもいいが、書く方がもっといい。認知症の人は書くように教えても家に帰ったら忘れている。だから、診察中に書かせなければならない。

「字を忘れないために」
2016年07月29日


字を忘れないためにどうすればよいか。ひたすら書くことだと悟った。パソコンでメールしたり、パソコンで文章を作り、コピーをして手紙を出すようになって、字を忘れるようになった。

長年、字を手書きしてきた。時代の流れで、ガリ版をきり、ワープロを使い始めた。この頃は、まだ手紙などは手書きをしていた。それに若かった。40代や50代では、忘れることも少ない。しかし、60代70代となるにおよび、手書きをしないとどんどん忘れる。字はイメージで覚えている。そのイメージがぼやけて来るのだ。

それで、2011年7月6日から意識して手書きを始めた。このノートの表紙に「常に考える 作家を目指して」と書いている。大学ノートに日記を書いたり、思いついたアイデアを書きとめたりするようになった。時間にすると、毎日30分から60分。これだけ書いていると、字が自然に浮かんでくる。考えることがなくなる。辞書を引くことも少なくなった。

A版50枚横線ノートの今59冊目を書いている。このノートが、JR高槻駅前の100円ショップで、100円で売っている。最初はノートも普通の使い方をしていた。しかし、行を換えるとその後がロスになるので、ページの真ん中に縦線を一本引いて使うようになり、それが今では今では、各ページに3本縦線を引いて、書いている。こうすると1ページに字を沢山書くことができる。

一時、1行に字を二列に書いていた。これは字が小さくて、読み返す時に、難儀することが分かり、字は大きく書くようにした。毎日20分は、同じことを書く。これは備忘録だ。医師と牧師として、仕事上絶対忘れてはならない事項を毎日書いている。病名や薬や信徒名などが大部分だ。

その他に、ぼくが発見したり、思いついたりしたことなどを忘れないように、毎日書いている。毎日書くようになって、随分仕事が楽になった。字を忘れることもなくなった。
以上:2,665文字

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