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映画”悪い奴ほどよく眠る”を観て-爽快感無く興業成績不振納得

○令和7年11月29日(土)は、夕方、数年前に購入していた黒澤明監督作品1960(昭和35)年製作映画「悪い奴ほどよく眠る」を鑑賞しました。黒澤映画は大好きで映画「七人の侍」等有名映画は、ハイビジョンLDから4KUHDまで発売された作品は全て購入しています。しかし映画「悪い奴ほどよく眠る」は、DVD・BDでは発売されていますが、ハイビジョンLD・4KUHDいずれも発売されていません。この作品は、興行成績が悪く発売しても売れないと評価されていたので高価なハイビジョンLD・4KUHD版は発売されなかったと思われます。

○令和7年からは65年も前の昭和35年製作で私が小学3年生時の作品ですが、私には映画館でもBDでも鑑賞したことは無く、全く初めての鑑賞でした。映画コムでは「黒澤プロ設立第1作として監督が選んだテーマは、当時社会問題となっていた政治汚職。汚職事件の隠蔽工作により自殺に追い込まれた男の息子による復讐劇を通して、政界に根深くはびこる腐敗の構造にメスを入れた意欲作。」と解説されています。「極めて社会性の強いテーマでありながら、スリルとサスペンスを盛り込むことで十二分に娯楽映画として通用する作品。」とも解説されていますが、確かに鑑賞中は「次はどうなるかと」固唾をのんで、鑑賞に没頭しました。しかし、最後の結論が極めて後味の悪いもので、不快感の残る映画で、興行成績が悪かった理由も納得できるものでした。

○1920年生まれの主人公三船敏郎氏40歳時の作品で、映画黒澤組の常連志村喬(当時55歳)・西村晃(当時37歳)・藤原鎌足(当時55歳)各氏が重要な役どころで登場します。主人公の盟友役加藤武氏(当時31歳)は最後の絶望感を良く表現しており、主人公の妻役香川京子氏(当時29歳)も映画に花を添えています。三船敏郎氏は、映画「七人の侍」や「用心棒」等での派手で豪快な演技を押さえて淡々とした演技に徹していました。確かにスリルとサスペンスの連続には、流石黒澤映画と感じましたが、最後の結末には、映画の爽快感皆無で、スカッと爽やかにはほど遠い映画でした。それが黒澤監督の狙いだとの感想もありましたが、気の滅入ることこの上なく終わりました。

○田中邦衛氏(当時28歳)もホンの僅か殺し屋役で登場し、僅かの時間でこのような殺し屋を手配できる役人の闇の力の大きさを感じさせます。映画表題のよく眠る「悪い奴」は、映画には出てきませんが、「悪い奴」らの頂点には悪徳政治家が居る設定のようです。戦後大きな汚職事件が次々と発生し、大物政治家の関与が取り沙汰され、その都度小物役人の課長補佐などが自殺して闇に葬られていたことに憤激して闇を暴こうとした作品でもあるとのことですが、暴けず終わる結論が不思議なところです。

○近時でも記録改ざんを命じられ、それを苦に自殺した財務省の役員もいるところ、それを命じた上司はなんのお咎めもなく、さらにその上の大物政治家は全く無関係と言い張り、映画「悪い奴ほどよく眠る」のような状況は今でも続いているのかも知れません。

The Bad Sleep Well (1960) ORIGINAL TRAILER [HD 1080p]


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