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今井一彰医師著”正しく鼻呼吸をすれば病気にならない”紹介-口呼吸と病気

令和 6年 3月 9日(土):初稿
○「今井一彰医師著”正しく鼻呼吸をすれば病気にならない”紹介-病気の理由」の続きで、今井一彰医師著「正しく鼻呼吸をすれば病気にならない」の第1章「口呼吸」はこうして人を病気にするの備忘録です。口呼吸の弊害に関する情報がびっしり詰まっています。

呼吸が様々な病気を引き起こす
・呼気(吐く息)・吸気とも鼻で行うのが正しい呼吸法
・正しくない口呼吸が様々な病気を引き起こす
関節リウマチ、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎、化学物質過敏症、慢性副鼻腔炎、尋常性乾癬、過敏性大腸症候群、うつ病、潰瘍性大腸炎、クローン病、睡眠時無呼吸症候群、歯周病、ドライマウス、パーキンソン症候群、痔、腰痛、肩こり、首のこり、ひざの痛み、外反母趾、タコ、ウオノメ、目や顔のむくみ、顔の変形、たるみ顔……

呼吸チェックリスト
□いつも口を開けている~□鼻血がよく出るまで19個ありますが、幸い、殆ど当てはまりませんでした。

呼吸に注目したきっかけ
・関節リウマチ患者特有の口臭・体臭-炎症がひどい時強まり、回復に向かうと減る
・リウマチ以外の患者も特有の体臭があり、患者が近づくだけで病気を嗅ぎ分けられるようになった
・口臭体臭は口呼吸と関係がわかり研究が進んだ

口臭と口呼、病気との関係
・口呼吸は口の中を乾燥させ唾液の殺菌消毒作用を不十分にし口の中に悪玉菌を繁殖させる-口臭の原因
・口の中の咽頭には舌扁桃・口蓋扁桃・咽頭扁桃などのリンパ組織(免疫組織)があり、口呼吸での病原体侵入で悪玉菌のたまり場となる
・喉のリンパ組織の「ワルダイエルのリンパ輪」が細菌・ウィルスが肺(気道)・胃腸(消化管)侵入を防ぐ
・リンパ組織の感染が扁桃病巣感染で、これが関節や腎臓等離れた部位で発症する関節リウマチ・腎臓病が病巣感染症
・口呼吸では口の中が乾燥し病原体が侵入しやすく、迎え撃つため顆粒球という白血球の一種が増え扁桃リンパ組織に集まる
・顆粒球は悪玉菌処理の際活性酸素を大量発生させ、過剰な活性酸素が全身に運ばれ病気を引き起こす元になるおそれがある
・病巣感染が関節リウマチ・気管支喘息等発症
・関節リウマチ・虫垂炎・アトピー性皮膚炎も口呼吸で引き起こされることが多い
・人間だけが口呼吸可能、犬が口を開けてハァハァするのは呼吸ではなく口の中の熱を蒸散させるもの

鼻呼吸のメリット・口呼吸のデメリット
・鼻から吸った空気は鼻腔内側繊毛(鼻毛)で濾過→奥の上咽頭で鼻腔を突破した異物の殆どを捕捉、上咽頭と咽頭リンパ組織が気道への異物侵入を防ぐ
・口から吸った空気は口の水分を奪いながらそのまま肺に入り、肺胞粘膜活動を悪くさせて酸素吸収量が減り、咽頭や喉頭の粘膜を痛める
・口呼吸による口の中の乾燥は、唾液による殺菌消毒作用を低下させ悪玉菌繁殖が増え免疫作用低下で風邪、咽頭炎、扁桃炎にかかりやすくなる

呼吸を直す3つの習慣など
・①意識して口を閉じ続け、②食事で片噛みを止め、③ガム・グミを噛んで咀嚼筋を鍛える
・鼻呼吸を自然に行うには舌の位置を硬口蓋につけ、口の中の空間を減らすこと-唾液蒸発を防ぐ
・口は鼻と違い空気をたくさん出し入れできるので過呼吸症候群になる可能性が大きい
・口呼吸を続けると下唇が厚くなり、下顎に膨らみとシワができ、左右の目の大きさが違い、目の周りが腫れぼったくなる
以上:1,362文字

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