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4000文字を超える長文訴状作成方法紹介-レポート概要

平成18年 5月16日(火):初稿
4000文字を超える長文訴状作成方法紹介1では、表定義とフォームを中心に説明しましたが、今回はレポートの作成方法を説明します。

○レポートは複合レポート形式としてマスターページ、ヘッダページ、明細ページの3種を使います。レポートが複数ページに渡る場合に各ページにページ数を表示する方法は、マスターページを作り、所定の箇所に#PEGEというページ数表示関数を貼り付けます。#PEGEのヘルプ解説は「印刷中のページの頁番号を数値で返す。この関数はレポートのテキストオブジェクト、または集計オブジェクトで使用できる。」となっています。
 

○次に訴状の当事者等の表示をする第1ページとしてヘッダページを次のように構成します。


○複合形式レポートですから左側に表示したオブジェクトのリストのとおり、テキストオブジェクト、ラベルオブジェクト、一覧表オブジェクトなど複数の異なる種類のオブジェクトを貼り付けることが出来、訴状第1ページの目玉は、複数の当事者表示が出来るように原告、被告を表示するオブジェクトを当事者目録.tblを対象表とした一覧表オブジェクトにしたことです。

○この当事者目録.tblを対象表とした原告欄、被告欄を表示するための一覧表オブジェクトの作成は私なりに随分苦労しましたが、これによって複数の原告、被告を表示することが出来るようになり、15名の原告で18名のサラ金会社相手の過払金返還請求の訴状を作成したこともあります。

○最後に訴状の請求の趣旨、請求の原因、立証方法、添付書類を表示するのが明細ページで次のように構成します。


○明細ページの目玉は、請求の原因を一覧表オブジェクトで作成したことです。一覧表オブジェクトにすることによって4000文字を超えて複数ページにまたがる長い請求原因を表示することが出来るようになりました。

○その他物件目録記載用に明細ページを増やした訴状用レポートも作って自動的に使い分けるなど細かい工夫をしておりますが、訴状レポート詳細を含めて後日説明します。 
以上:842文字

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