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シートベルトの重要性と危険性をシッカリ自覚すべき

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平成20年 4月26日(土):初稿
○先日、4名が同乗した自動車の助手席に同乗中、大型車に追突され、同乗者4名中2名が死亡し、奇跡的に助かった方の相談を受けました。後部座席に乗っていた方も1名死去されたとのことです。後部座席は前部座席より安全と思っていたら、全く違っていました。

○以下の記事によると、シートベルト後部座席非着用だと、前席よりも危険性が50倍高まるとのことです。私は自動車に乗るとシートベルトをしないと何となく締まりがなくて気持ちが悪いと感じ、後部座席に乗った時もシートベルトを締めるようにしていましたが、正解でした。

○しかし、タクシーの場合、助手席にはシートベルト着用願いのシールが貼って、シートベルトも着用しやすくなっていますが、後部座席だとシートベルトの受け口がシートの中に隠れていて使えず、殆ど使ったことがありませんでした。昨日乗ったタクシーでも後部座席でシートベルトが使えず文句を言ったところ、邪魔になるのでシートベルトを隠しているとのことでした。

○これからはタクシーの後部座席に乗った時でもシートベルトをシッカリ着用しようと思っています。しかしシートベルトにも危険が伴います。あるタクシー運転手さんから聞かされた話ですが、追突事故に逢い、シートベルトのお陰で大したことなく済んだと思っていたら数日後、吐き気が出て意識朦朧となったそうです。

○内科病院でも診察では原因不明で、外科病院で診察を受けて初めて内臓に大量の内出血があることが判り、緊急手術で間一髪助かったとのことでした。シートベルトでお腹が締め付けられて腸が傷つき少しずつ出血していることに気付かなかったそうで、シートベルトの危険性も認識しておく必要があります。

<シートベルト>後部非着用だと前席の危険50倍に
4月17日15時30分配信 毎日新聞

 後部座席シートベルトを着用しないと、事故で前席の人が巻き込まれて重傷を負う危険が、着用時の50倍以上に上ることが独立行政法人「自動車事故対策機構」の実験で分かった。後部座席の人が重傷を負う危険性も約10倍だった。6月1日施行の改正道路交通法では、後部座席シートベルトの着用が義務付けられるが、一般道での着用率は8.8%(昨年10月)にとどまっており、警察庁は改正法施行を前に着用促進を呼びかけている。

 同機構の実験は、ワゴン車に人形を乗せ、時速55キロでコンクリート壁に衝突させ、後部座席シートベルト着用、非着用で比較した。

 この結果、後部座席シートベルトをしない場合、後部座席の人が運転席や助手席の人にぶつかり、前席の人が頭に重傷を負う確率が30.8%と算出された。着用していれば0.6%にとどまった。一方、後部座席の人が重傷を負う危険性は、非着用の場合95.4%で、着用していた場合は9.6%だった。

 一方、警察庁によると、07年に一般道で後部座席シートベルトを着用していて事故死した人のうち、事故の際に車外に放り出された人は3.8%。着用せずに死亡した人のうち車外に放り出された人は約6.7倍の25.6%だった。

 改正道交法施行による後部座席シートベルト義務化で、警察庁は当面、高速道での違反については反則点1点を科し、一般道については指導にとどめる方針。警察庁は「シートベルト非着用は本人に危険があるだけでなく、同乗者を事故に巻き込む危険もあることを知ってほしい」と話している。【遠山和彦】
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