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日本フラメンコ協会史上初の全国公演”フラメンコのちから”鑑賞雑感

令和 5年12月23日(土):初稿
○令和5年12月11日夜と翌12日の午後の2回日本フラメンコ協会史上初の全国公演「フラメンコのちから」を鑑賞しました。開催場所は、仙台市民会館 ”トークネットホール” 小ホールでした。日本フラメンコ協会HPでの説明によると「日本を代表するフラメンコ・アーティストである 重鎮・中堅・新進の三世代からなるダンサーとミュージシャンたちを率いて、全国6か所(札幌、仙台、富山、大阪、徳島、館山)を巡って上演する「フラメンコのちから 〜The Power of Flamenco〜」」とのことで、仙台公演からスタートでした。

○11日の夜公演は、午後6時30分開場午後7時開演とのことで、良い席を取ろうと、午後6時30分に会場に行くと、既に100人以上の行列が出来ていました。500人収容の会場はたちまち満杯になるのでは、驚きましたが、最終的な観客は、7~8割程度で、空席が結構残っていました。

○日本を代表するフラメンコ・アーティストである重鎮とは、フラメンコダンサーの小島章司氏のことで、フラメンコ界では超有名人で私も名前だけは相当以前から知っていましたが、その舞台を実際に鑑賞したことは全くありませんでした。大トリで出演されましたが、御年84歳とは思えない、切れが良く、且つ、優雅な踊りを披露されました。フラメンコ舞踊は、仙台市内唯一のタブラオ「アスレホス」で開催されるショーを何度か鑑賞していますが、殆ど女性ダンサー(バイラオーラ)で、男性の本格的な踊りを鑑賞するのは初めてでした。

○当初12日夜の部だけの鑑賞予定でしたが、平成元年頃、旧宅AVスタジオに招いて演奏して頂き、以来、年賀状の交換だけはしているフラメンコギタリスト鈴木英夫氏から12日昼の部に招待しますとの電話があり、いえいえ、チケット購入して鑑賞に行きますとお答えして鑑賞してきました。チケットの授受で鈴木英夫氏と30数年ぶりに顔を合わせると30数年の時の経過は感じましたが、舞台での歯切れの良い演奏が健在でした。フラメンコギタリストは、指を激しくかき鳴らして酷使するため70歳過ぎると演奏能力が落ちると聞いていましたが、衰えを感じさせませんでした。

○12日の昼の部は、国内外で様々な受賞歴を持ち「100年に一度の原石」と称され、日本とスペインを行き来して活躍しているというフラメンコギター・デュオ徳永兄弟の演奏から始まりました。久しぶりに有名フラメンコギタリストの生演奏を聴きましたが、サビーカス、パコ・デ・ルシア、セラニート等の演奏とは、異なる新しいフラメンコの響きが感じられました。到底、真似をしようとは思えない新感覚を感じる素晴らしい演奏でした。12日昼の部の入場観客数は、11日夜の部の半分以下と思える寂しいもので、鈴木英夫氏から招待の電話を頂いた理由が判りました。やはり仙台ではまだフラメンコ人気はそれほど広まっていないようです。観客のうち男性はせいぜい1割程度で、多くは女性でした。おそらく踊りの関係者が集まったと思われます。

徳永兄弟のコーヒールンバを紹介します。

Coffee rumba コーヒールンバ 徳永兄弟 「NEO FLAMENCO」



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