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2014年08月16日発行第131号”弁護士も真面目が大切 ”

平成26年 8月17日(日):初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成26年8月16日発行第131号「弁護士も真面目が大切」をお届けします。

○オスカー・ワイルドと言う名前は強烈な印象があるのですが、何が強烈だったか記憶にありません(^^;)。ウィキペディアでの解説によると「耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末の旗手のように語られる。多彩な文筆活動をしたが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。」とありますが、無教養をさらけ出しますが、「男色」なんて初耳です(^^;)。

○それにしても大山先生は、ホントに幅広く勉強されています。私なんぞは、オスカー・ワイルドという名前は良く覚えているのですが、その作品は、「真面目が肝心」始め殆ど記憶にありません。「サロメ」は、生首に接吻する気色悪い話し程度の記憶はありますが、そういえばオスカー・ワイルドの作品だったか程度の記憶です。

○女性に対して嘘をついていたところ、偶然その嘘が真実だと判明したときの男の「生まれてからこれまで、本当のことばかり話していたなんて、恐ろしいことです。」なんて気の利いたセリフの場面を少しは勉強してみたくなりました。「私は変わることなく、本当のことばかり話す弁護士でいることを誓うのです。(ほ、ホントです!!)」の「ほ、ホントです!!)」念を押すところが素晴らしい(^^;)。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士も真面目が大切


お盆でみんな働いていないし、暑くてやる気も出ないし。。。というわけで、私の好きなオスカー・ワイルドの戯曲から、気の利いた言葉を紹介してお茶を濁します。

まずは、ワイルドの代表作、「真面目が大切」の有名な出だしの部分ですね。ピアノを弾いている主人公と、執事の会話です。「僕の演奏を聴いたかい?」
「お聴きしては失礼かと思いましたので。」

私は子供のころから、「人の話を聞かない。」って先生に怒られていたんです。次に怒られたら「お聞きしては失礼かと思いました。」なんて言い返そうと思っていたのです!(実際にはできませんでしたけど。。。)そういえばワイルドの戯曲には、「あなたのおっしゃっていることが分からなくて嬉しいわ。何か良くないことを言っているんでしょう。」なんてセリフもありました。

経験とは、人が自分の過ちに付ける名前。」「過ちは許されません!」「過ちなしでは、人生さぞ退屈でしょう。」なんていうのも良いセリフです。私も、何か失敗するたびに、このセリフを思い出すんです!

遊び人の男達の、女性についてセリフ。「美人だったら口説く。」「美人でなかったら?」「他の女を口説く!」とんでもない奴らです。しかし、弁護士も似たようなことを言っているんですね。「業績の良い会社なら、顧問になるように口説く!」「業績が悪い会社なら?」「他の会社を口説く!」(おいおい!!)

結婚を申し込んだときの、娘の母親との会話もあります。「結婚しようとする男は、何でも知っているか、まるで何も知らないかの、どちらかでないといけません。あなたはどちらですか?」「何も知らない方です。」「安心しました。無知と言うのは傷みやすい輸入果物と一緒で、少し触っただけで傷みますから。」

弁護士の依頼者にも、よく勉強してくる人がいるんですね。ただ、中途半端な知識で、色々と口を出されると、弁護士としてもなかなか辛いところがあるのです。まさに、「何でも知っているか、まるで何も知らないかのどちらか」にして欲しいと思うこともあります!

なんて、お客様の悪口など言っているようではダメですね。弁護士の業務でも、自分がその案件について「無知」だと自覚しているときは、謙虚に勉強して、かえっていい仕事をするんです。変に仕事に慣れてしまい、「傷みやすい輸入果物」のような「無知」が無くなる頃に、とんでもない間違いをしてしまうようです。

「理想の男というのは、女性に女神の様に話して、子供の様に扱ってくれる人」なんてセリフもありました。女性には怒られそうですけど、現実にこういう男はモテそうな気がします。弁護士の場合も、依頼者を尊敬するのと同時に、法律を知らない依頼者に、神に対する様に話し、子供を相手にするのと同じように丁寧な対応をすることは、非常に大切だと思い至ったのです!

自分のことをどう思うかと、女性に聞かれたときの、男のセリフもあります。「全く完璧です。」
「それじゃ困るわ。進歩の余地がありませんもの。」
分かったような、分からないような。。。もっとも、弁護士としてまだまだ進歩の余地がある私は、幸せ者だと思いたいです!

女性に対して嘘をついていたところ、偶然その嘘が真実だと判明したときの男のセリフは、こんな感じです。
「生まれてからこれまで、本当のことばかり話していたなんて、恐ろしいことです。許してくれますか?」「もちろんよ。きっとこれからはお変わりになりますわ。」

私は変わることなく、本当のことばかり話す弁護士でいることを誓うのです。(ほ、ホントです!!)

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◇ 弁護士より一言

ワイルドの戯曲は名言?の宝庫です。

「結婚は、3人なら上手くいくが、2人ではダメになる。」(ホントかよ!)そこで、2人でもうまくいく結婚相手の男としては、「70過ぎのおじいさんなら大歓迎。一人の女に人生を捧げるでしょう。70歳って、男の理想の年齢ですわ。」

妻によると私は「70歳になると丁度かっこよくなりそう!」なんだそうです。なんのこっちゃ!!

70前から、凄くかっこよくなるぞと、心に誓ったのでした!引き続きコメントを楽しみにしております。
以上:2,404文字

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