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ノイズキャンセリングヘッドフォン補聴器紹介-高度難聴者には不適応

令和 1年 9月20日(金):初稿
○「ノイズキャンセリングヘッドフォン補聴器紹介-適用難聴程度不明が残念3」の続きです。ここで私は、「補聴器は、私にとって生活必需品であり、価格はいくら高額でも購入せざるを得ません。しかし、その高価な3組補聴器いずれも、騒音抑制機能はあるのですが、実際には騒音の厳しい場所の使用は、苦痛極まるものです。それが僅か8万5000円で騒音の厳しい場所でも、さほど苦痛なく使える可能性があるのであれば、試してみたく、私の高度難聴レベルでも使えるかどうか、調査を継続します。 」と記載していました。

○BOSE社の米国本社HPでの「Bose Hearphones : conversation-enhancing & Bluetoothノイズキャンセリングヘッドフォン BOSE(ボーズ)」を紹介してくれたSF在住の友人に実際に使ってみないと高度難聴者の私に適応があるかどうか不明との話しをすると、その友人がBOSE社HPで調べ、アメリカで購入すると30日間は返品可能であることが判り、8月下旬に購入して、仙台の私の送付して貰いました。日本のアマゾンでの購入価格が約8万5000円のところ、アメリカでは税込みで540ドル程度(日本円6万円程度)でアメリカでの購入の方が安かったからです。

○9月初めに「Bose Hearphones : conversation-enhancing & Bluetoothノイズキャンセリングヘッドフォン BOSE(ボーズ)」が私の事務所に届き、早速、スマホに指定のBOSE HEARをダウンロードすると日本語でも説明があり、試用ができました。当初は、耳栓がシッカリ入らなかったためか、音量レベルと50以上に上げるとハウリングがひどくて使い物になりませんでした。

○しかし、何度か試用している内にハウリングが少なくなり、補聴器として使えるようになりました。BOSE HEARには、音量レベルと高音レベルがついていて、高音レベルの方は使い方が良く判りませんでしたが、音量レベルは単に増減があるだけで目一杯の100まで上げて試用すると、日常会話を聞くことは可能でした。

○私は、現在、パワーの大きさが、小・中・大3種の補聴器を使い、小は日常会話、大は裁判所・広い部屋での会議等に使用しています。小と大のパワーの差は、大が小の1.5倍くらいの感覚です。BOSE補聴器を使用してみると、そのパワーは、音量レベルを最大限の100までアップしても現在使用している一番小さい小の補聴器の7割程度しか聞こえない感覚でした。

○そこで私のような聴力レベル75~85dbの高度難聴者に適用するかどうかをSF在住友人にアメリカのBOSE社に直接電話して確認して貰ったところ、高度難聴者に適応があるかどうかは医者に確認されたいとの返事で、難聴レベルは25db程度が推奨との返事だったとのことです。聴力損失25dbは、軽度難聴30~40よりさらに軽度で殆ど正常レベルです。これが推奨では、私のような高度難聴者には、到底、適応がありません。

○残念ながら、最終的には高度難聴者には適応がないと思われ、返品することにしました。
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