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”ためしてガッテン ふくらはぎが第2の膀胱”に驚く1

令和 2年 7月16日(木):初稿
○令和2年7月15日NHK放送「ためしてガッテン 朝までぐっすり快眠!夜、トイレに起きないための新秘策」を観て、大変驚き、また、大変勉強になりました。
70代の被験者の方Aさんと、NHKのおそらく30代のディレクターBさんが、全く同じ内容の朝食・昼食・夕食を食べて、食後の排尿回数と排尿量を比較する実験をしました。若いディレクターBさんは、食後、短時間に複数回、排尿しますが、老年のAさんは、余り排尿に行かず、排尿しても量が少なく、就寝前の排尿量は、Bさんは、三食食べたときに取った水分の殆どを排尿していましたが、Aさんは、殆ど排尿していません。

○そこで就寝前のAさんの膀胱と、Bさんの膀胱では、Aさんの方は相当尿が溜まっていると推測されました。しかし両者の、膀胱内の尿量を超音波で検査すると、相当量排尿したBさんの膀胱には殆ど尿がありませんでしたが、何と、殆ど排尿していなかったAさんの膀胱にも尿はさほど溜まっていませんでした。

○そこで、Aさんが食品と共に摂取した水分は一体何処へ行ったのかが問題になりました。3名のゲストは、腎臓・肝臓と回答しましたが、いずれも間違いで、それ以外の場所で、再度回答を要求されました。3名のゲストは、一人が大真面目に、良く膝に水が溜まると言われるので膝小僧と突拍子もない答えをして、その他は血管・腸と常識的な答えを出しました。私は、大腸かと思いました。しかし、いずれも間違いと断定されました。

○さて、いったい何処だとなったら、何と、ふくらはぎが正解でした。ためしてガッテンのホームページの、「朝までぐっすり快眠!夜、トイレに起きないための新秘策 」にその理由が図解ILIで詳しく解説されています。その理由は、「本来、私たちの体は体内の水分を一定に保つため、食事や飲み物などで摂取した水分を主におしっこに変えて排出します。ところが、加齢とともに血液を循環させる機能が低下すると、足の血管から水分が漏れ、ふくらはぎの部分にたまってしまうのです。」とのことです。そのためふくらはぎは、第二の膀胱とも呼ばれているとのことです。

○若いBさんは、食後順調に食物と一緒に摂取した水分がおしっこに変えられて、盛んに排尿します。しかし、高齢者のAさんは、加齢現象で、水分が順調におしっこに変えられず、足の血管から漏れて、ふくらはぎの部分にたまり、就寝前は、ふくらはぎが相当むくみ、周囲径は、早朝時より、4,5㎝も太くなっていました。Aさんのふくらはぎに溜まった水分が、夜、就寝して横になると、再び血管に戻り、増えた血液を減らそうとおしっこに変えられ、膀胱に溜まり、夜間に尿意が起きて、何回もトイレに行くことになり、Aさんは慢性的な寝不足が起きていました。その解消法は、別コンテンツで紹介します。
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