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なんでも桐化する意味2-データ結合による省力化

平成18年 4月13日(木):初稿
○何でも桐化することによるメリットは、データの整形・表示の自動化を上げましたが、更に大きなメリットとしてデータの結合による省力化があります。これは一度作成したデータを桐が持っているリレーショナル機能を活用してコピー・ペーストすることなく直截に再利用できることによるデータ作りの省力化です。

○私の法律事務処理システムで言えば、このHPの「桐・IT等」「基本構造」等を始めに繰り返し繰り返し述べてきましたが、ID付顧客簿、ID付事件簿の作成とその後の文章作りのID活用です。桐で作るファイルには原則として顧客ID、事件IDと言うID項目をつけることにより、この顧客ID、事件IDだけの入力で、顧客簿、事件簿からデータ作りに必要なデータを自動的に呼び出して表示して新たなデータを作ることが出来ます。

○私はこれを
「一度入力したデータは二度と入力しない」
と表現しています。

○ワープロソフトの場合は、一度入力したデータをコピー・ペーストして再入力しなければなりません。例えば訴状を作る際、顧客簿にある顧客の住所・氏名等データ、事件簿にある事件名、裁判所名等データを入れなければなりませんが、ワープロソフトで作る場合、顧客簿或いは事件簿ファイルを開いて必要なデータをコピーして、新たに作る訴状ファイルにペースト(貼り付け)しなければなりません。

○一度入力したデータの再利用方法は、ワープロソフトの場合、原則として
①一度入力したデータファイルを探す
②そのデータファイルを開く
③そのデータファイルから必要データを探す
④そのデータファイルの必要部分をコピーする
⑤そのコピーしたデータを再利用するファイルにペーストする
と言う5つの動作が必要です。

○しかし桐でリレーショナル化した場合は、新たに作成するファイルの顧客ID、事件ID項目にその顧客のIDデータを入力するだけで例えば当事者欄等所定箇所に顧客簿の住所・氏名等の必要データが自動表示され、ワープロソフトでの前記①乃至⑤の動作は不要です。

○これが、
「一度入力したデータは二度と入力しない」
でことであり、これによる文章作りの省力化は計り知れないものがあります。
以上:889文字

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