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東日本大震災発生後初めての東京行き

平成23年 5月12日(木):初稿
○「さよなら赤プリーお世話になりました」記載の通り、平成23年3月6日から3連泊で赤プリ滞在し、同年3月9日(水)、最後になる赤プリのチェックアウトを済ませて仙台に帰りました。仙台への新幹線は3月9日午前10時頃東京駅を出発し、正午頃仙台に到着したように記憶しています。ところが、その2日後の3月11日、戦後最大と歴史に残る東日本大震災が発生し、東北新幹線が動かなくなりました。

○平成23年5月11日は、東日本大震災以来丁度2ヶ月目に当たる日ですが、最後の赤プリチェックアウトの3月9日以来初めて、日弁連業務改革委員会出席のため東北新幹線を利用して東京に行きました。仙台駅発午前8時43分で東京駅着は午前10時47分で、途中、大宮駅と上野駅にしか停車しない最も早い「はやて号」ですが、震災前と比べて24分遅くなっていました。どこかで安全確認のため徐行運転をすると聞いていましたが、徐行運転がなされたかどうかも気付きませんでした。それでも2時間で普通に仙台から東京に行けることが如何に有り難いことかを実感しました。確か平成23年4月25日にようやく仙台東京間新幹線が再開され、東日本大震災後45日間は新幹線での東京行きが出来なかったからです。

○平成23年3月9日以来およそ2ヶ月ぶりの東京でしたが、節電のため東京駅全体が以前より暗くなり、更に駅構内で段差のある箇所にあるエスカレーターが全部停止していました。重いキャスター付きバッグ持参の場合はエスカレーターを利用していましたが、持ち上げて階段を下りるか、段差のない長いバリアフリー通路を通らなければなりません。節電のためにはこのくらいは当然の努力と思われます。

○日弁連会館内も、全体的に暗く、通路部分の照明は殆ど落としており、節電が相当行き渡っていることを実感しました。仙台駅など仙台市内の施設は従前通り明るいもので、現時点では殆ど節電対策が取られていないように感じています。東京に住む良く外国を訪問するある弁護士に聞くと、現在の東京の節電は当然のことで、外国では当たり前であり、これまで日本は電気を贅沢に使いすぎていたと言います。東電福島原発は勿論のこと、中部電力浜岡原発の停止により電力不足が懸念される中、更に節電を意識する必要性を実感した次第です。

以下、東日本大震災後東北新幹線復旧経緯についての備忘録です。

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東北新幹線仙台~東京、45日ぶり運行再開
< 2011年4月25日 10:59 >
 東日本大震災で不通となっていた東北新幹線の仙台~福島の運行が25日朝に再開し、仙台~東京が45日ぶりに新幹線で結ばれた。仙台駅では午前6時2分、震災後初めてとなる東京行きの「やまびこ304号」がホームを出発した。

 「JR東日本」によると、仙台~東京の運行は、25日は44往復で、震災前の6割程度だという。一部区間で徐行運転を行うため、15~20分程度、多く時間がかかるという。

 29日には、仙台~一ノ関も開通する予定で、これにより東北新幹線の全線が再開することになる。

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全線再開の東北新幹線 帰省客らで混雑
< 2011年4月29日 12:08 >
 東日本大震災の影響で一部区間が運休していた東北新幹線が29日、仙台~一ノ関で運転を再開し、全線が開通した。岩手・盛岡駅には29日午前9時58分、東京からの一番列車が到着した。東京と盛岡が新幹線で結ばれるのは先月11日の東日本大震災発生以来、49日ぶりとなり、帰省客らで混雑している。

 東北新幹線は、必要な点検や修理を終え、29日から、震災前の約9割弱の本数の暫定ダイヤで全線開通した。「JR東日本」によると、29日の上りは午前中、ほぼ満席の状況となっている。盛岡駅は29日朝、ゴールデンウイーク初日ということもあり、帰省客や行楽客で混雑した。

 当面、一部区間で徐行運転するため、東京~盛岡の所要時間は通常より約1時間遅くなっているが、被災地の復興に向けた動きを後押しするものと期待される。


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