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第19回統一地方選前半戦-大阪維新の会勝利雑感

平成31年 4月 8日(月):初稿
○平成31年4月7日(日)の夜は、NHKTV放送で大河ドラマ「いだてん」がなく、第19回統一地方選前半戦の結果報告を鑑賞していました。宮城県内では、統一地方選の選挙は全くありませんでしたが、なんといっても大阪都構想を掲げて大阪府知事・市長ダブル選挙となった大阪の結果が気になっていました。

○私は、大阪には知人が数人いるだけで、殆ど関係がなく、大阪都構想の中身も殆ど不勉強で、反対派の自民・公明等の意見とどこがどう違うのかも良く判っていません。しかし、無駄な二重行政撤廃とのキャッチフレーズの大阪都構想に魅力を感じて、大阪維新の会の勝利を期待していました。事前予想では大阪維新の会圧勝予想が報道されていましたが、4月7日午後8時NHK結果報告が始まると、いきなり、大阪府知事吉村洋文氏、大阪市長松井一郎氏当選確実の報道で驚きました。

○選挙戦報道を見ていて、政治家は先ず見栄えの良い方が、それだけで有利だなと実感しました。そのためか大阪府知事選では、自民党は若く見栄えの良い吉村氏の対抗馬として俳優辰巳琢郎氏に立候補要請したのも当然でした。辰巳氏に断られ、立候補された方は極めて優秀な官僚とのことでしたが、いかんせん見栄えで吉村氏に相当の差がつけられ、それだけで不利だと実感しました。

○「世のために人のためになろうなんて、大それた考えはこれっぽっちもない」をキャッチフレーズにしている私は、政治家になろうなんて気持は毛頭ありませんが、そもそも私のような短躯・醜男では政治家になれるはずがないことを更に実感しました。また、松井一郎氏の当選インタビューでの、「謙虚に」、「丁寧に」との連発には、政治家の言葉の重要さも実感しました。

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大阪ダブル選、維新制す…北海道知事は与党系
読売新聞 / 2019年4月8日 1時41分


第19回統一地方選の前半戦は7日、11道府県知事選などの投開票が行われた。最大の焦点だった大阪府知事選と大阪市長選のダブル選では、「大阪都構想」の実現を目指す地域政党・大阪維新の会が擁立した候補が、ともに当選を決めた。知事選で唯一の与野党対決だった北海道知事選は、与党の支援候補が勝利した。

 大阪ダブル選は、知事と市長が任期途中で辞職に打って出たために行われた。前市長の吉村洋文氏(43)は知事選に、前知事の松井一郎氏(55)は市長選に、それぞれ出馬した。両氏は「都構想で大阪を成長させる」などと訴えた。

 大阪都構想は、大阪市を廃止して特別区に再編するものだ。大阪維新は民意をテコに構想の実現を目指す。吉村氏と松井氏は7日夜、大阪市内でそろって記者会見した。吉村氏はダブル選の結果について「(改革を)続けていけという意思だ。都構想の再挑戦に踏み出していきたい」と語り、都構想の実現に意欲を示した。松井氏は「(都構想に)反対の皆さんの意見も聞きながら、丁寧に進めていきたい」と述べた。

 大阪府議選と大阪市議選も合わせて行われ、大阪維新は府議選では過半数を制する一方、市議選では過半数に達しないことが確実になった。都構想の賛否を問う住民投票を行うには両議会の議決が必要で、選挙後は多数派形成に向けた駆け引きが活発化するとみられる。

 大阪都構想に反対する自民党は、知事選に元副知事の小西禎一氏(64)を擁立した。大阪市長選では前大阪市議の柳本顕氏(45)を自民党と公明党府本部が推薦した。立憲民主、国民民主、共産も共闘態勢を築いたが、及ばなかった。自民党の二階幹事長は7日夜、「謙虚に受け止めたい」と党本部で記者団に語った。

 北海道知事選で当選したのは、前夕張市長の鈴木直道氏(38)。16年ぶりに新人同士の戦いとなるなか、野党統一候補を破った。鈴木氏は財政破綻した夕張市で市長を務め、その実績や安倍内閣との近さをアピールした。今回の統一選は12年に1度、参院選が重なる「 亥年 いどし 選挙」でもある。北北海道知事選の結果は、与野党双方の参院選戦略にも影響を及ぼしそうだ。

 福井、島根、徳島、福岡の4県知事選は保守分裂の構図になった。福井では自民党推薦の杉本達治氏(56)が初当選した。島根では自民党県議の多くが推す丸山達也氏(49)が、同党推薦の新人を破った。徳島では現職の飯泉嘉門氏(58)が5選を決めた。福岡では現職の小川洋氏(69)が3選した。

 このほかの知事選は、神奈川で黒岩祐治氏(64)、三重で鈴木英敬氏(44)、奈良で荒井正吾氏(74)、鳥取で平井伸治氏(57)、大分で広瀬勝貞氏(76)がそれぞれ当選した。5氏はいずれも現職。政令市長選は札幌で秋元克広氏(63)、広島で松井一実氏(66)が勝った。

 41道府県議選と17政令市議選の投開票も行われた。


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