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安倍首相健康問題で辞意表明-平成19年9月12日辞意表明より余裕?4

令和 2年 9月 4日(金):初稿
○「安倍首相健康問題で辞意表明-平成19年9月12日辞意表明より余裕?3」を続けます。
ネットの世界では、安倍首相退陣表明について、種々の情報が飛び交っており、なかでも驚いたのは安倍首相仮病説でした。安倍首相の体調が心配された7月、8月も、安倍首相は、夜は焼き肉・ステーキを食いまくっており、そのため胃腸の調子がおかしくなった程度のものを、天下の慶應義塾大学病院が協力して、安倍首相の重病に仕立て上げたなんて記述されていました(^^)。

○しかし、7月頃からTVに瞬間的に映る安倍首相の表情・顔色を見ただけで普通の状態ではないと感じられるほどで、如何に政治家とはいえ、そこまで演技ができるとは思えません。安倍首相ご本人による「6月の定期検診で潰瘍性大腸炎の再発の徴候が見られるとの指摘を受け、7月中旬頃から体調に異変が生じ、8月上旬には再発が確認された」との説明を素直に信じています。

○「安倍首相健康問題で辞意表明-平成19年9月12日辞意表明より余裕?」に、「(辞意表明)記者会見時には、その後、処方された新薬が効いていると、安倍首相本人が述べたとおり、相当回復したように見え、1年後に再々登板を狙っているのではとさえ思えました。」と記載していましたが、「選択」令和2年9月号に「来年9月までの『短期リリーフ』政権 次は『菅』に絞られた」との興味深い記事が掲載されました。以下、その備忘録です。

・令和2年8月17日と24日の二度に渡る慶應義塾大学病院での検査・治療があり、24日には退陣決断
・8月15日麻生副総理が静養を進言、麻生は退陣表明前日夜麻生は緊急幹部会招集
・安倍首相は相当早い時期に後継者選びに着手していた痕跡、菅官房長官との関係修復に動く
・安倍中心の会議終了後菅にしばしば声をかけて話し込む場面が圧倒的に増える
・この前後から菅官房長官のメディア露出が驚くほど増える-安倍の了解の元としか思えない(閣僚経験者)
・「報道ステーション」への出演を28日予定から21日に早める-この頃には28日退陣が決まっていたのでは
・この極秘シナリオを二階幹事長にも知らせ、準備の「密命」
・17日の直後二階に「総理から何か言われているのでは」との質問に言葉を濁して答えず
・二階にはポスト安倍選びの調整役を依頼したのでは
・後継総裁選び方式は執行部に任せ、後継者に誰がよいなど私が言うことではないとの言葉は全くの建前
・安倍首相の思いは「石破茂氏以外なら誰でもよい」との心境に近い
・岸田氏は次のチャンスを待つ方向に舵を切った可能性あり
・後継候補は当初麻生・菅の2人に絞られたが麻生は早々消えて菅官房長官に一本化
・28日午前小池都知事が二階を訪ね「菅さんを是非紹介して下さい」
・コロナ禍の中での「安倍の病」が「安倍・二階・菅」による奇妙な「三角パス」を生じながら時代を揺り動かしている
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