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とうとう高齢運転者になります-高齢者講習受講

令和 3年 6月18日(金):初稿
○令和3年6月16日(水)午前9時15分から運転免許証の更新に伴う高齢者講習を受講しました。高齢者講習通知書は令和3年3月1日付で、講習区分75歳未満、受講期間令和3年3月6日から同年9月6日までの6ヶ月間と記載されており、受領後まもなく講習自動車学校一覧記載の中で自宅から最も近いと思われる花壇自動車学校に申込の電話を入れると、なんと3ヶ月も先の6月16日に指定され随分混んでいると驚きました。

○講習当日は、駐車場も混むだろうと予想して自転車で花壇自動車学校に行きましたが、高齢者講習は僅か4名だけで拍子抜けでした。通知書の高齢者講習等の内容には、30分講義(安全運転、交通ルール等を再確認)、30分適性(安全適性機材による診断・助言)、1時間実車(コース内で運転行動を診断・助言)とあり、運転免許更新時のような講義があるのかと思っていたら、安全運転の教材を渡されただけで、アンケート用紙を何枚か書かされた後、直ぐに適性検査から始まりました。

○適性検査は、視野検査、視力検査、夜間視力の3機材での検査で、視野検査は裸眼で、視力・夜間視力は老眼鏡をかけての検査でした。おそらく視野検査は問題なく、視力検査は老眼鏡をかければ1点台で問題ないはずでした。夜間視力検査は、初めての経験で、数種類の明るさで小さな一点のランドルト環が急速に拡大し切れ目が判別した時点でその方向のボタンを押すものでした。特に暗い画面ではなかなか判別できない場合があり、暗い状況での視力の衰えを痛感しました。

○終了後夜間視力検査だけ結果票が渡され、両眼測定は通常視力1.2、視力回復時間22秒(70~74才は4:やや優れている、30~59才は3:ふつう)、眩光下視力0.6(0~74才は3:ふつう、30~59才は2:やや劣っている)、指導内容として「夜間の視力は年齢が高くなるにつれて低下します。安全速度を守り危険を予測した運転を行うよう心がけて下さい。」とあり、やはり夜間の視力に問題がありました。夜間は運転しないことが無難です。

○1台の機材で4人が一人ずつ検査するため、4人全員が検査を終えるまで結構時間がかかり、安全運転講習がなかなか始まらないと思っていたら、模擬運転席が5台設置された部屋に案内され、模擬運転席に座らされました。これで運転実習では、実習にならないだろうと思ったら眼前のフロントガラス部分がTV映像機となっており、ビデオでの安全運転講習が25分間続きました。4人のうち2人がビデオ安全運転講習を受け、同じ時間に他の2人は、実車講習と受け、私は、ビデオ講習修了後に実車講習となりました。

○実車講習は、2人一組で、自動車学校の実車コース内で、講師が助手席に座り、講師の指示で運転が始まり、講師の指示に従ってコース内を運転しましたが、開始当初は、結構、緊張しました。ここ10数年、自分で運転することは殆どなかったのですが、ここ数ヶ月毎週週末、愛猫を動物病院に連れて行くため運転を余儀なくされ、難しい車庫入れ等毎週行っていたため運転感覚を取り戻しており、実車コースの車庫入れもスムースに進行し、問題なく実車も終了できました。

○午前9時30分~始まった講習は、全て終了したのが午前11時30分で通知書記載の通り2時間みっちりかかり、機材の数、実車講習方法等から、4人一組に納得しました。講習全行程終了後、高齢者講習修了証明書が交付され、後は運転免許センターでこれまでのように免許更新手続ができます。

○8月5日の誕生日前に、更新手続をする予定ですが、講習通知書には、「運転に不安のある方には、自主的に免許証を返納する制度があります。」と記載されています。しかし、夜間の運転は控えても、日中は当分運転可能と思われ、免許証返納は当分先にしようと思った次第です。
以上:1,560文字

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