仙台,弁護士,小松亀一,法律事務所,宮城県,交通事故,債務整理,離婚,相続

旧TOPホーム > 趣味 > フラメンコ全般 >    

サビーカスの思い出1

平成21年 4月26日(日):初稿
○平成21年4月25日、日弁業革シンポジウム委員会第1部会海外視察事前勉強会で東京出張でしたが、勉強会終了後、日本で唯一「フラメンコのCD、ビデオ、DVD、書籍、シューズ、カスタネット等・・・を、スペインより直輸入している、フラメンコソフト専門店」アクースティカ店舗に行ってきました。ビクトル・モンヘ・セラニートのCD購入が目的でした。

○それは現在一番力を入れて練習しているフラメンコギター曲がビクトル・モンヘ・セラニートの「カンパニジェーロス」で、そのLPレコード版を所持し、これをWAVファイルにしてパソコンで聴いているのですが、先般、瀬田彰先生のご自宅で2回目のワンレッスンを受けたとき、CD版の二重奏を聴かされて感激したからです。瀬田先生のお話では、フラメンコ関係ソフトが一番充実して在庫しているのがアクースティカ店舗なので、そこで購入できるはずとのことでしたので、今回の東京出張の帰りに立ち寄ってみました。

○場所は品川区上大崎2-15-5長者丸ビル3Fと言うことで、ネットの地図を頼りに行きましたが、迷うことなく到着できました。小さな店舗でしたが、フラメンコ関係CD、DVD、図書等が所狭しとずっしり並んでいました。ところが、セラニートと表示のあるCD棚を見るも何もありません。店員さんにセラニートのCDが欲しいのですがと伝えると、現在全て品切れとのことでした。どうやら先日の「第2回カディスの赤い星コンサート」でセラニート需要が起きてあっと言う間に品切れになったようです。

○そこで高校時代スペイン人アーティストとして最初にLPレコードを購入して驚嘆した「サビーカス」のCDを探すと7,8枚置いてましたので、内5枚を購入しました。サビーカスは、パコ・デ・ルシアやセラニートの一世代前で、フラメンコギターを初めて本格的に全世界に広めた天才フラメンコギタリストで、パコ・デ・ルシアやセラニートにも大きな影響を与えています。

○確か高校1年の時初めてサビーカスのレコードを購入し、その演奏を聴いたときは、強烈な印象を受けました。それまで聴いていた伊藤日出夫氏中林淳真氏のフラメンコギター曲とは全くレベルが違い、これが本物のフラメンコギターなのかと、世界レベルの物凄さに驚嘆したものでした。そしてその後、楽器店でサビーカスのLPレコードを見つけると手当たり次第に購入し、5,6枚のLPレコードを大学1年生くらいまでは繰り返し繰り返し聞いたものでした。

○その懐かしいLPレコードのCD版を探して5枚ほど購入しWindowsMediaPlayerでwmaファイルに変換してパソコンHDに落としてパソコンで聴き、懐かしさに浸っています。サビーカスの演奏は一言で表現すると「骨太」に尽きます。大学2年の頃、サビーカスが来日したときに東京のどこかのホールで生演奏を聴くことが出来ました。そのパンフレットには強靱な指を持ち厚いテーブルクロスを指の爪で引き裂くことが出来ると書いてあったように記憶していますが、生演奏での骨太な演奏が今でも瞼に焼き付いています。どんなに速いスケール(音階)を弾いてもその力強さを失わないのが物凄いの一言でした。
以上:1,309文字

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック
※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


旧TOPホーム > 趣味 > フラメンコ全般 > サビーカスの思い出1