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映画”レヴェナント”を4KUltraHDで観て

平成29年 6月26日(月):初稿
○平成29年6月25日(日)の午後、自宅マイルームに取り付けたサムスン有機ELテレビOLED55C6Pで、映画「レヴェナント」のBlu-ray特別版4KUltraHD版で鑑賞ました。「レヴェナント」はYahoo!映画解説によると「狩猟中に瀕死の重傷を負ったハンター(ディカプリオ)が、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く」もので、ディカプリオはこの映画で悲願のアカデミー賞を受賞したそうです。

○このUltraHDBlu-rayには、「4KHDRとして、ブルーレイの4倍を誇る超高解像度!高輝度、広色域が映し出す現実に迫る映画の世界!」と銘打っていますが、この「レヴェナント」も冒頭から先ず感じたのは圧倒的な映像の美しさでした。ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)と原住民の妻との間に生まれた息子と2人で浅い川を進行する場面から始まりますが、その川の小さな波のきらめきが、TVの画面の中ですが、本物の川が流れているように見えます。

○「西部の未開拓地に分け入った探索隊にガイドとして雇われた実在のハンター、ヒュー・グラスの道程に寄り添う映画」とのことですが、最初に度肝を抜かれたのは、主人公グラスが、巨大な熊に襲われるシーンです。「グラスが土に塗れ、鋭い牙で熊に肉を抉られ、熊の臭い息を嗅がされ、必然的に涎でべとべとになり」と解説されています。あんなシーンはCG映像でしか表現できないはずですが、人間の5倍はあろうかと思われる巨大が熊が本物にしか見えません。

○その後、生きたまま土葬されても、地上に這い出て渾身の匍匐前進を試み、おそらく他の肉食獣に食い殺され白骨化した動物の骨髄を食べるのを手始めに、生きるために必死に食を求め、寒さをしのぎ、そのための自然との苛酷な戦いが続きます。いくらなんでもこれはあり得ないだろうと思われるシーンも結構ありますが、その迫力には胸が締め付けられます。

○主人公の大自然との格闘の合間に映し出されるアメリカの大自然の美しさには圧倒されます。「夜明けの空が青から白へと、松明の炎が闇夜の黒を柿色に変える色彩のグラデーションが、自然光のみで画面に焼き付けられている。」と解説されていますが、これらの大自然の風景を観賞するだけでも価値のある映画です。

○しかし、大自然の風景の美しさに比べて、そこで営まれる動物を巻き添えにした人間同士の戦いや生活に関しては、超リアルにグロテスクな場面も多く、グロが苦手な方には鑑賞をお勧めできない作品です。
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