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映画”ジョジョ・ラビット”を観て-10歳の主人公に感嘆(少々ネタバレ)

令和 2年 8月16日(日):初稿
○令和2年8月15日、終戦記念日ということもあり、第二次世界大戦末期のドイツを題材とした映画「ジョジョ・ラビット」をツルカメ第二スタジオ大画面TVで鑑賞しました。UHDソフトを1週間ほど前に購入しており、「戦時下の人々をユーモアを交えて描いた感動作」とのキャッチフレーズに惹かれました。

○あらすじ紹介では、「第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、心優しい彼は訓練でウサギを殺すことができず、“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。」とあります。

○確かに、森の中の訓練で、ジョジョは先輩訓練生から生きたウサギを渡されて首を折って殺せと命じられ、周りの訓練兵から「殺せ、殺せ」の大合唱が起こり、どうなることかと固唾を飲んでいると、ジョジョはウサギを手放し、森の中に逃がそうとします。あの状況での行動としては、殺すよりも遙かに勇気ある行動です。ところが先輩訓練生は直ぐにウサギを捕まえてアッサリ首を折って殺してしまい、森の奥に投げ捨てます。嫌な気分でした。

○ここから物語は始まりますが、節目節目に間抜け顔のアドルフ・ヒットラーが登場して、ジョジョを挑発します。このヒットラーはジョジョの空想上の人物ですが、徐々に距離が広まります。登場人物は、母と、母が匿うユダヤ人少女エルサ、それに戦闘で片目を失い少年兵訓練を担当させられたとの上官が絡んでストーリーが進行しますが、ドイツの話しなのに、セリフは全て英語です。

○戦争映画ですが、戦闘場面は最後に少ししかなく、UHDソフトでの2019年製作の画像が大変綺麗で、前々日に観た同じUHDの「里見八犬伝」の画像とは大違いです。おそらく撮影現場はドイツではなくアメリカ国内と思われますが、自然の風景は大変綺麗でした。また、10歳との設定の子役の時の経過・状況の変化と共に成長していく様を表現する演技力には感嘆しました。

○ストーリーの後半、ジョジョにとって、大変苛酷な運命が待ち受けていましたが、最後は、ユダヤ人少女エルサと共に助け合いながら強く生きていけるのではと暗示させて物語は終わり、少しホッとさせます。ユダヤ人の扱いから、戦争とは、人間を一時的に集団ヒステリー状態にさせるものであることも実感させられました。
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