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映画「スティング」を観て-流石詐欺師映画、スッカリ欺される

令和 7年 6月15日(日):初稿
○令和7年6月14日(土)は、午後最近購入した4KUHDソフトで映画「スティング」を鑑賞しました。令和7年からは52年も前の1973(昭和48)年製作の超有名な映画で、BDソフトも所有しており、一度は鑑賞していたと思っていたのですが、全く記憶が無く、初めての鑑賞でした。映画コムでは、「1930年代のシカゴ。大物ギャングに仲間を殺された若き詐欺師フッカーは、その恨みを晴らすため、賭博師ゴンドーフの助けを借りて一世一代の大バクチを打つ。二転三転するストーリー展開と小気味よいテンポが魅力の傑作犯罪ドラマ。」と解説されています。

○1936年・昭和11年のシカゴが舞台で、現在放映中のNHK朝ドラ「あんぱん」の令和6年6月初めの頃の時代設定と同じ時代設定です。昭和11年当時のシカゴは、既に道路は自動車に溢れ、日本とは国力が全く異なると感じました。「映画「父親たちの星条旗」を観て」記載のとおり、太平洋戦争末期の昭和19年当時の「日米の圧倒的な国力の差」を実感しましたが、この映画でも同じ感想でした。日本は、無謀にもこんな国に戦争を挑み徹底的に痛めつけられましたが、必ず勝つと洗脳されていた朝ドラ「あんぱん」での日本国民がこっけいでした。

映画「スティング」の映像は4KUHD化しても、残念ながら粗の目立つ映像でクッキリ綺麗な映像とはなっていませんでした。しかし、映画「ジョーズ」等でおなじみのロバート・ショウ氏演ずる大物悪の手下がロバート・レッドフォード氏演ずる小物詐欺師に騙されるシーンから始まるストーリー展開は、派手なアクションシーンは殆どないものの、ポール・ニューマン氏演ずる大物詐欺師の悪者同士の、手の込んだ欺しあいの連続は、見応えがありました。手の込んだ騙しはあとで気がつくのが殆どなところが、脚本の見事さでした。

○「スティング」とは「いよいよ最後の一刺し」と表現されていましたが、この映画は、最後の大どんでん返しが見物(みもの)との触れ込みがあることは知っていました。しかし、ラストにいたる少し手前のどんでん返しは、なんだこんのものかと、少しガッカリしたら、その先に遙かに大きな、大どんでん返しが待っていました。騙しの手の込みようが凄いレベルで、この大どんでん返しまでは予想できず、この大どんでん返しに、観ていた私もスッカリ欺されていたことに気付き、えーっ!スッカリ欺された!と思わず大笑いでした。しかし、その爽快感は溜まりません。1973年度アカデミー賞作品賞を受賞していますが、それだけ価値ある映画でした。観ていた私が欺されていた経緯をシッカリ確認するため再鑑賞したいと思っています。

The Sting trailer (with Japanese subtitles)


スティング (1973) 「エンターテイナー」 ポール・ニューマン



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