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評価欲求について

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平成14年 7月15日(月):初稿 平成16年10月23日(土):更新
私は、人の争いを見て、人間の欲求の中で、何と言っても、一番強いのは「評価欲求」であると最近つくづく感じております。

確か7,8年程前にベストセラーになった谷沢永一先生の「人間通」の中の記述に、次のような一節があります。

人間とは、生まれ落ちてから息を引き取るまで、生涯をかけて、俺を認めてくれ、俺を認めてくれと、声なき声で叫び続ける可憐な生き物である。

私はこの文章は実に含蓄のある表現と感心しております。特に「声なき声で叫ぶ」或いは「可憐な生き物である」と言う表現の的確さに舌を巻く思いです。自分を振り返ると何と「可憐な」生き物なんだろうと実感します。

さすが総括主任家裁調査官の、岩瀬さんは、ベテラン中のベテラン調査官で、私のHPをみて彼奴は、評価したことを伝えれば、勇んで話をしに来るだろうと見抜かれました。私は、人間関係とは、対峙する人間同士の心理戦争の連続であり、この心理戦争に勝利して相手を思うままに操ることの出来る人間が、この世の中で成功してきたと思っています。そして人間界で成功する、即ち心理戦争に勝利する唯一の秘訣は人間洞察力に尽きるとも思っています。

家庭裁判所調査官として長年人間観察を続け、素晴らしい人間洞察力の持主となった岩瀬さんに意のままに動かされて今日を迎えた訳です。ただ、これが皆さんにとって役に立つことになるかどうかは、全く疑問ではありますが。

こんな私でも、時々、精々年に数回程度ですが、自治体等で男女問題等法律問題の講義を依頼されますが、話が脱線し、まとまりがつかなくなることが良くあります。例によって脱線してどうも話が変な方向に行ったと思われましたら、岩瀬様、是非、軌道修正のご意見をご遠慮なくいれて頂ければ幸いです。
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