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仙台市民の皆様へ-65歳以上の方の接種が本格的に始まります-?

令和 3年 5月27日(木):初稿
○「ワクチンの基礎の基礎-毒をもって毒を制す」で、「学校卒業後、予防接種やインフルエンザワクチンも受けた記憶がありません。コロナワクチンも、受けるかどうか不明です。」と記載していましたが、自宅と事務所に「仙台市民の皆様へ-65歳以上の方の接種が本格的に始まります-」との案内書面が届きました。

○仙台市HPには、「接種すべきかどうか悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。慢性的な病気のある方でも接種できますが、持病や体質が気がかりな方は、事前にかかりつけ医にご相談ください。」とありますが、生来、アレルギー体質で、小学生のときピリン系薬品で、死にかけたことのある私も、大変、迷うところです。

○清益功浩医師が解説している「新型コロナワクチン接種は不安?安全性・危険性の考え方」「コロナワクチン「安全性は大丈夫?」 広島大大学院・坂口教授が解説」等を読んで、どうするか検討します。

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ワクチンの種類と新型コロナワクチンの危険性・安全性
そもそもワクチンは、病原体に対する特異的な免疫を獲得させるための医療行為です。弱毒化または死滅させた病原体および病原体の成分を含む医薬品を使い、感染症の予防を行うために予防接種を行います。

「生ワクチン」は、弱毒化した病原体を使用しています。生ワクチンは免疫獲得に効果的な一方、予防接種によって予防すべき疾患を発症してしまう可能性があり、特に免疫不全の場合には危険性が高くなるため注意が必要です。

「不活化ワクチン」は、死滅させた病原体および病原体の成分を含むワクチンなので、予防接種を受けて発症することはありません。しかし免疫獲得のために、複数回接種する必要があります。

今回の新型コロナウイルス感染症に対するワクチンは、不活化ワクチンとしてDNA、mRNA(メッセンジャーRNA)などの核酸によるワクチンおよびウイルスベクターワクチンが開発されています。従来のタンパク質ではありませんが、これらのワクチンは迅速に実用化することができ、パンデミックに有効なワクチンだと考えられています。

■mRNAワクチンのはたらき
人体および環境中で簡単に破壊されないように、mRNAの構造を最適化

脂質ナノ粒子で包んで分解を防ぎ、体内で細胞に取り込まれる
mRNAから病原体の一部であるタンパク質が作られ、そのタンパク質に対して免疫細胞が認識して疾患を予防する

少し専門的な解説になりますが、ウイルスベクターワクチンは、「病原体の遺伝子の一部を持つ病原性のないウイルスベクター(運び屋)」を体内に入れることで、ベクター内の遺伝子からタンパク質を作らせ、そのタンパク質を免疫細胞が認識することで免疫をつける、という仕組みです。

「遺伝子ワクチンは安全なのか?」「mRNAワクチンは従来の方法ではないから不安だ」と心配される方もなかにはいらっしゃるようですが、そもそもワクチンというものは、その病気を発症してしまった場合のリスクと、ワクチンの副反応のリスクを天秤にかけて考えるものです。従来の方法で広く使われている生ワクチンも、効果も大きい反面、リスクもゼロではありません。生ワクチンが危険だから接種を受けずに病気に罹患した方がよい、という考えにならないのと同様に、遺伝子ワクチンは危険だと短絡的に考えるのは避けるべきかと思います。

ワクチン接種のリスクと安全性は? 接種のメリット・デメリット
先述の通り、新型コロナウイルスのワクチンに限らず、全てのワクチンにはメリットとデメリットがあります。これまで開発された数多くのワクチンの中には、十分な効果が得られなかったものもあります。ここでは特定の疾病に対して「効果があるワクチンである」という前提で解説いたします。

■ワクチン接種のメリット
治療法のない、または治療法はあるが重篤になる危険性がある感染症に対して、発症、感染、重症化を防ぐことができる可能性がある
集団接種することで感染の流行を抑えることができる

■ワクチン接種のデメリット
健康な人に接種するため、ワクチンによってアナフィラキシーを含めて副反応がおこる可能性がある
ウイルスによっては、ワクチンによって獲得された免疫が、感染により強い免疫反応を起こす可能性がある

新型コロナウイルスのワクチンを受けるべきか迷っている方へ
まず、新型コロナウイルスには今わかっている範囲で次のような特徴があります。
発症前に感染させる力がある
無症状でも感染させる可能性がある
重症化する可能性がある
後遺症が残る可能性がある
これらの性質を考えると、感染しない・感染させないためには、各々が外出を控え、隔離生活に近い生活を継続するしかありません。現在の日本での新型コロナウイルス感染症の状況を考えると、緊急事態宣言の状態を維持し続けられるのであれば、ワクチンをしないという選択肢もあるかと思います。

しかし、経済活動を維持することを始めとし、社会生活を送る中では人の行動が制限されない方が望ましいことは明らかかと思います。そうである以上、確立した治療方法がない現段階で感染拡大を防ぎ、かつ隔離生活をせずに生活をするためには、集団免疫に期待するしかありません。自然免疫による集団免疫ではリスクが高いので、やはり望ましいのはワクチンによる集団免疫の獲得です。そしてワクチンによる集団免疫を獲得するためには、集団全体である程度の接種率がないといけません。天然痘のようにワクチンによって撲滅できた例もあるように、ワクチンによる集団免疫によって感染症の拡大を抑えることを目指すことが重要な時期ではないでしょうか。


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「コロナワクチン「安全性は大丈夫?」 広島大大学院・坂口教授が解説」

国内でも接種が本格化する新型コロナウイルスワクチン。「急ごしらえのようだけど安全性は大丈夫?」「そもそもどんな仕組みで予防できるの?」など、さまざまな疑問があるだろう。ウイルス学が専門の広島大大学院の坂口剛正教授に解説してもらった。(衣川圭)

Q ワクチン接種でなぜ感染を防げるのですか。

 ワクチンは、大ざっぱに言うと「感染力をなくした病原体の一部」です。これは、私たちの体にとっては「敵」に当たります。ワクチン接種は、敵は何なのかを体に覚えさせる役割があります。体に備わった「免疫機能」がきちんと敵と認識し、敵(本物の病原体)がやってきたときに攻撃力を発揮するためです。

 これまでは主に二つのタイプのワクチンが使われてきました。一つは、ウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」で、はしかと風しんのMRワクチンなどです。もう一つが、インフルエンザワクチンなどの「不活化ワクチン」。ウイルスを分解して毒性をなくしたタンパク質を用います。新型コロナで最初に用いるのは、RNAワクチンと呼ばれる新しいタイプです。

Q RNAワクチンとは、どんなものですか。

 ワクチンに用いるmRNA(メッセンジャーRNA)は「こんなタンパク質を作って」と指示する設計図のようなものです。RNAワクチンは、体内に設計図を送り込み、ウイルスの一部のタンパク質を作らせて、姿を覚えさせます。実際のウイルスを体内に入れないので、感染することはありません。

遺伝子の並びが分かれば、ほぼ人工的に作れます。だから未知のウイルスが現れて1年以内の短い間で開発できました。変異株にも対応しやすいと言われています。将来的に多くのワクチンがmRNAタイプに変わるかもしれません。欠点は、RNAは簡単に壊れてしまうこと。ワクチンをごく低温で管理するのは、分解を防ぐためです。

Q 肝心の有効性は?

 米ファイザー社のワクチンは、臨床試験で発症リスクが95%減るという結果が出ました。50%前後と言われるインフルエンザワクチンと比べても、かなり有効性が高いという印象です。ただ、効果が持続する期間はまだ分かりません。インフルエンザのように、必要に応じて定期的にワクチン接種するようになるのではないかと予測する人もいます。

Q 副反応が心配です。

 筋肉まで針を刺すので痛く、腫れの報告も多いそうです。怖いのは、アナフィラキシー症状です。症状はじんましん▽急激な血圧低下▽のどの腫れによる呼吸困難―など。新型コロナのワクチンによるアナフィラキシー症状は20万回に1回の頻度で起こり、一般的なワクチンよりはやや高い。ただ、ペニシリンなどの抗生物質と比べると、すいぶん低い割合です。

 アナフィラキシー症状は主にアレルギーのある人で起きています。アレルギーのある人は主治医と相談して接種するかどうかを決めてもいいでしょう。症状の出やすい接種後20~30分は慎重に様子をみます。症状が出ても、アドレナリン投与などの適切な処置をすぐ行えば、命にかかわることはほとんどありません。

 ワクチン製造の歴史では、中途半端な免疫しかできず、感染した人がかえって悪化した事例もありました。ただ、新型コロナのワクチンを先行接種している国では、想定外の問題は起きていないようで、現時点では安全性は高いと言えそうです。接種は強制されるものではありませんが、私自身は打つつもりです。

Q 接種後もマスクは必要ですか。

 接種と自然感染で50~70%の人が免疫を獲得すると、爆発的な感染を防げるとみられます。それまでは接種しても、マスクや手洗い、3密回避といった基本の感染予防は続けましょう。免疫を得るまでは数週間かかり、接種後すぐには効果が上がらないことも知っておいてください。

 今までもさまざまなウイルス感染症を、ワクチンで防御してきました。ワクチンが行き渡ると、日常を取り戻せると期待しています。ただ、新型コロナウイルスの根絶は無理でしょう。通常の風邪のように、このウイルスと共存して暮らしていくのが、これから目指す姿です。 
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