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佐々木淳医師著”年をとったら食べなさい”紹介-若者以上に食べる

令和 4年 3月 8日(火):初稿
○「佐々木淳医師著”年をとったら食べなさい”紹介-やせ過ぎの危険」を続けます。今回はパート②「血圧や血糖を気にするより、とにかく食べなさい!」の紹介です。佐々木医師の「年をとったら食べなさい」は、とにかく、これまでの健康常識を覆す、まさかの記述のオンパレードです。それが、本当に正しいかどうかは、素人の私には全く不明ですが、このような考え方もあるとして紹介します。

○パート②「血圧や血糖を気にするより、とにかく食べなさい!」の結論は、末尾の「これからは『年だから、食事は少しでいい』なんて古めかしい考えを180度くつがえし、『高齢者こそ若者以上に食べなければならい』という方向へ大方針転換を果たすべき」、「高齢者の場合は、若い人よりも多く食べるくらいでちょうどいい」との結論に尽きます。

○以下、その理由覚書です。

動脈硬化について
・加齢による動脈硬化は誰にも避けられない自然現象-進行を遅くすることはできても改善は不能
・高齢になったら積極的に動脈硬化を防ぐ治療などせずにもっと危険なことを防ぐことに尽力すべき

・高齢者の要介護原因は
①認知症18.7%、②脳血管疾患15.1、③衰弱13.8%、④骨折・転倒12.2%
だが、動脈硬化による②は防ぐことが出来ず、①、③、④の合計44%は、しっかり食べて体重を増やすことによって一定限度防げる
・高齢者は動脈硬化系のリスクを防ぐことにはこだわらず「しっかり食べて太る」ことへの健康管理に目標を切り替えるべき

・高齢者の動脈硬化を防ぐ努力は、中高年時に比較し効果は無く、してもあまり意味が無い
・高齢者を衰えさせるいちばんのリスクは、食事量を減らして低栄養となり、「肺炎」、「骨折」で入院すること
・高齢者には、酒やタバコも残りの寿命に影響を与えない

高血圧について
・高齢になれば血圧が上がるのは当然の生理現象で、動脈硬化の進行した80歳以上の高齢者は血圧が高くても死亡リスクは変わらない
・高齢者は血圧の上が150~160あっても心配不要、むしろ降圧剤での血圧の下げすぎを心配すべき

糖尿病について
・高齢者糖尿病患者でも十分なタンパク質、多めのエネルギーを採るべきと日本糖尿病学会でも推奨
・高齢者の低血糖は脳の栄養不足となって脳神経細胞がダメージを受け認知症発症の原因となり、さらに脳卒中・心筋梗塞のリスクを高める
・高齢者糖尿病の厳格な治療は却って寿命を縮める
・高齢者は糖質制限だけに限らず、ダイエットはみんなNG→低栄養・筋肉量減少→転倒・骨折・誤嚥に繋がる

とにかくしっかり食べること
・高齢者の食事は「1にカロリー、2にたんぱく」を基本に、肉・魚・卵・乳製品・大豆類等毎日しっかり食べるべき
・高齢者は塩分制限を気にせずもりもり食べること
・高齢者腎不全患者は、タンパク質制限は不要
・高齢者はコレステロール値は高いより低い方が大問題で、コレステロール値は気にせず肉も卵もドンドン食べるべき、卵は一日2個OK
・高齢者は病気を抱えていたら、病気によるエネルギー消費を考慮して、さらに多く食べるべき

以上:1,254文字

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