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準備書面レポートの仕組み-#条件選択等関数の多用2

平成19年11月22日(木):初稿
○平成19年11月21日、久しぶりに桐の話題を記述したところ、当HPをいつも見ていただいていると言う有り難い桐名人のお一人から、計算式の誤りをご指摘いただき、訂正しました。また、#計算、#代入、#対応文字列、#対応番号と言う関数と組み込み変数&STR、&選択ファイル名を利用して、スマートに同じ目的を実現する方法をご教示頂きました。有り難うございました。

○桐には「データ型変換」から「その他」までの種類で相当数の関数が準備されていますが、私が使用している関数は#表引き、#条件選択、#直前値等限られたもので、全関数の内10分の1も使っていません。#計算、#対応文字列、#対応番号は自力で使ったことなく殆ど活用していませんでした。

○過去に桐師匠【多遊】さんがネット上桐セミナー白帯道場を開催された時の入門試験が特定の目的を達するための関数式記述で、一問題に数十種の回答がありました。目的を達していれば全て正解として頂きましたが、その回答者のレベルによって様々な回答があり、使いこなしている関数が数少ない私のようなレベルの低い者でも色々工夫して目的を達することが出来るのが、桐関数の有り難いところです。桐は難しい技術を知らない初中級レベルでも工夫次第で大変便利な使い方が可能になる柔軟性が一番有り難いものです。

準備書面レポートの定義画面と印刷表示画面
  

○上記レポート表示の
原告(反訴被告) ■■■■
の右側の「■■■■」に入るデータの関数式をご紹介します。

事件簿で当事務所依頼者名データを[名称1]、相手方名データを[名称2]に入れており、同じ事件簿の[地位依頼者]、[地位相手方]のデータ如何によって、[名称1]又は[名称2]のデータが表示されます。例えば自分の依頼者の甲野太郎さんの[地位依頼者]データが”原告”の場合、”甲野太郎”と表示され、相手方乙野二郎さんが原告の場合、”乙野二郎”と表示されます。

" "+#条件選択((#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="原告" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="原告(反訴被告)" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="控訴人" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="申立人" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="債権者" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))="抗告人",[名称1],(#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位相手方]))="原告" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位相手方]))="控訴人" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位相手方]))="申立人" .or (#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位相手方]))="債権者",[名称2])

.or 以下の(#表引き([事件ID],=,事件簿,[事件ID],[地位依頼者]))=は省略しても良さそうなものですが、これを作った当時は、省略するとデータがうまく表示されませんでした。
以上:1,377文字

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