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レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎2

平成20年 2月 7日(木):初稿
○平成20年2月6日、司法修習生5名、行政書士1名、弁護士2名、事務員3名に私の合計12名が参加して、仙台桐研2月例会桐基礎講座「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎」を開催しました。

「レポート徹底講座-単票と複合の基礎の基礎」に記載した内容を講義しましたが、私自身が曖昧であった部分を復習します。
それは複合レポートでのページ設定です。
複合レポートではページレイアウト機能を利用して、マスターページ、ヘッダページ、フッタページを追加できますが、マスターページ(通常のページの背面に印刷される台紙)を利用したページ数の設定をする方法を説明します。

先ずページレイアウトパレットを表示して、マスターページを挿入します。

次にマスターページの余白外で且つ印字禁止区域に行かない箇所にテキストオブジェクトを貼り付け、ソースを
#条件選択(#全頁数>1,#頁番号,1,"")
とします。これはレポートの頁数が1ページの時は未定義で、2頁以上になる場合に頁数を表示させる計算式です。1頁しかないのに頁数1と表示するのは煩瑣だからです。

これまでの定義画面は以下の通りです。


しかしこれだけではマスターページに設定した
#条件選択(#全頁数>1,#頁番号,1,"")
は表示されません。

明細部デザインページのオブジェクトの属性マスターページ設定箇所の共通ページにマスターページ(1)を挿入します。これによって初めてマスターページが、明細部ページの台紙として挿入され、ページレイアウトパレット明細部の明細部ページの下にマスターページが表示され、印刷時にマスターページのデータが表示されます。

その定義画面は以下の通りです。


当初この方法でシッカリやったつもりが、頁数が表示されず焦りましたが、その原因は、マスターページの頁数表示オブジェクトが明細部余白内に位置していたため明細部のデータに隠れていたためでした。
そこでマスターページの頁数表示オブジェクトを余白外に移動して表示された時はホッとしました(^^;)。

明細部のオブジェクト背景を透明にすればマスターページの頁数表示オブジェクトが表示されますが、明細部オブジェクト内データと重なって表示されますので、マスターページの頁数表示オブジェクトは重ならないように余白外に出す必要があります。
以上:962文字

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