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映画”ザ・シークレット・サービス”を観て-敵役の怪演が光る

令和 7年 6月 9日(月):初稿
○令和7年6月8日(日)は午後、最近購入した4KUHDソフトで1993(平成5)年製作映画「ザ・シークレット・サービス」を鑑賞しました。主演クリント・イーストウッド氏63歳時の作品です。「映画”許されざる者”を観て-最高傑作、心をつかまれ、深い余韻を残す」記載のとおり、クリント・イーストウッド氏主演の前年1992(平成4)製作映画「許されざる者」に深い感動を覚え、同じような感動を味わうことを期待しての鑑賞でした。同氏主演の作品には殆ど外れがないからです。

○映画コムでは、あらすじ冒頭を「フランク・ホリガン(クリント・イーストウッド)は合衆国所属のシークレット・サービス・エージェント。一匹狼的な異端児で相棒は臆病なアル・ダンドゥレア(ディラン・マクダーモット)だけである。ホリガンは、ケネディ大統領がダラスを訪問した際に護衛を失敗に終わらせたことに深い自責の念を持っていた。大統領(ジム・カーリー)の再選キャンペーンがスタートしたところに、大統領暗殺の脅迫が届いた。」と説明しています。

○残念ながら、映画「許されざる者」のような「心をつかまれ、深い余韻を残す」ほどの感動は味わえませんでしたが、それなりに楽しませてくれました。大観衆に囲まれた大統領を守るシークレットサービス業の大変さは、実感できました。主演のクリント・イーストウッド氏よりも、大統領暗殺の脅迫をしてきた敵役ジョン・マルコビッチ氏の怪演が光りました。その目つきを中心に、ただ者では無い不気味さ・怖さを十分に感じさ、ストーリー後半で正体が明らかになりますが、大統領を付け狙う理由を十分に納得させるものででした。

○63歳のクリント・イーストウッド氏は、引退間際の老捜査官ですが、彼方此方懸命に走り回ってくたびれるシーンが、老人ぶりをシッカリ発揮していました。63歳は、映画「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」撮影時のトム・クルーズ氏と同じ年齢ですが、トム氏の若々しさと比較すると、到底、同じ年齢とは思えません。イーストウッド氏は年齢より老けて見えるのを実感しました。しかし、令和7年時には95歳に達してまだ元気さを保っていると思われるのが凄いところです。

○如何にも老人っぽい63歳のイーストウッド氏演ずる老捜査官は、レネ・ルッソ氏演ずるやや若い美人捜査官に恋をして艶っぽいシーンが出てきますが、その方面はまだまだ老人ではないと感じさせるものでした。ストーリーにちと不自然な点を感じたのが、映画「許されざる者」ほどの感動を味わえなかった理由ですが、ラストはジョン・マルコビッチ氏演じる敵役にちと同情してしまいました。

映画CM 「ザ・シークレット・サービス」日本版予告編 In the Line of Fire 1993 japanese trailer


友と死すれば則ち良し | ザ・シークレット・サービス | 映画シーン



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