令和 7年 7月20日(日):初稿 |
○令和7年7月19日(土)は、ツルカメフラメンコアンサンブルの練習日でした。当アンサンブルは、主にパコ・デ・ルシア氏が若き日にレコードに収録した曲を採譜した曲をレパートリーにしています。「ベサメ・ムーチョ」を最も長く練習していますが、パコ・デ・ルシア氏のレコードでの演奏では、管弦楽団がバックに入り、ベースの重低音等も含めて大変厚みのある演奏になっています。我がアンサンブルの演奏は、ギター2台・キーボード・パーカッション4名で構成していますが、パコ・デ・ルシア氏の本物の演奏にはほど遠い低レベルで、且つ、音の厚みがなく、薄っぺらい演奏にとどまっています。そこで長い間、演奏に少しでも厚みが出るように、重低音のベース音が欲しいと思っていました。 ○それが今般、ベース音を担当するとの応募者が現れました。平均年齢70歳を超す高齢アンサンブルメンバーに40代の女性が加わり、平均年齢を60代に下げてくれる貴重な存在です。楽器はホルンの経験があるだけで、エレキベースは初めての経験ですが、なかなかスジが良く直ぐに合奏に参加出来そうです。私もAmazonで一番安い入門用エレキベースセットを購入し、7月18日に届きました。セットはアンプ・スピーカーまでついて2万円前後の買得品です。初めてエレキギターなるものに触りましたが、その重いのに驚きました。普通のギターは1~6番の6弦で構成されますが、エレキベースギターは1~4の4弦で構成されます。購入して初めて知りましたが、エレキベースギターは、普通のギターの1・2弦を除き、3~6の4弦で、一オクターブ低い太い弦で構成され、音の配列は同じでした。 ○エレキベースギターの1番開放弦は、普通のギターの3番開放弦と同じG(ソ、ト音記号音譜上第4線)です。しかし、エレキベースギターの1番開放弦Gの実際音は普通のギターの3番開放弦Gより一オクターブ下の低音で、ト音記号音符では、下第3間に位置します。そこでベースギター用の楽譜としては、ヘ音記号楽譜が利用されます。ヘ音記号楽譜では、第1間がG音の位置です。私はこれまで、ト音記号楽譜のみ使用し、ヘ音記号楽譜は全く使用したことがありませんでした。ト音記号楽譜は、位置による音は直感的に分かるのですが、ト音記号での音は直感的には分からずいちいち数え直さなければならず、大変使いづらく感じます。 ト音記号とヘ音記号の関係が分かる図を、「【音楽理論】ト音記号とヘ音記号について(音の高さの基準をつくろう)」から借りてきました。 ![]() エレキベースギター開放弦のヘ音記号表示について、「【ヘ音記号】読み方 ト音記号との関係をベース初心者向けに解説!!」から借りてきました。 ![]() ○私のようにヘ音記号表示に慣れていない者には、普通のギターとエレキベースギターの3~6番弦は一オクターブ違うだけで、配列は同じなので、エレキベースギターでの演奏音階もヘ音記号表示ではなく、ト音記号表示にした方が楽なことに気付きました。ト音記号の表示に従ってエレキベースギターで演奏しても一オクターブ違うだけで音の配列は同じだからです。しかし、仲間の1人から安易なことは考えず、ヘ音記号表示に慣れるべきとの厳しいご意見を頂きました(^^;)。 以上:1,332文字
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