令和 7年 7月21日(月):初稿 |
○「2025(令和7)年参議院選挙直前予測雑感」に続き、令和7年参議院議員選挙結果雑感です。直前予測では、与党辛勝予測の2つの記事を紹介していました。「ビッグデータで見る第27回参議院選挙の議席数予測」では、選挙区+比例代表の議席予測は自民43・公明12の与党合計55議席でした。しかし、現実の結果は自民39・公明8の与党合計47議席で過半数50議席には届きませんでした。 ○「ビッグデータで見る第27回参議院選挙の議席数予測」の末尾に「これまで私たちが行ってきたビッグデータによる選挙予測はおおむね高い精度を保ってきました。ただし今後はこれまでと異なる事象が現れてくるかもしれません。選挙の後、改めて検証を行う予定です。」と記載されており、どのような検証結果になるか興味あるところです。以下、Yahoo!ニュースでの最終議席数図面を借りています。 ![]() ○私自身は、与党議席割れによる石破首相退陣・自民党新総裁選挙の混乱、首班氏名選挙混乱等政局大混乱を避けるためには与党辛勝を期待していました。しかし、与党敗北にも拘わらず、過半数には3議席足りない敗北で、歴史的大敗とは言えない状況で、石破首相は続投を表明し、政局大混乱は避けられそうです。 ○私が今最も興味ある法案は選択的夫婦別姓制度法案で、早く成立してもらいたいと念願しています。石破政権で成立するかと期待していたら、総裁選では成立させると主張しながら、いざ総裁になると、強硬に反対する右派に遠慮して成立に至りませんでした。世界でも日本しか採用していない夫婦同姓制度に拘る自民党内バリバリ右派は分党して日本保守党・参政党などの過激右派政党として一本化し、自民党リベラル派も分党し国民民主党や立憲民主党右派と一本化して穏健保守党となり、立憲民主党左派やれいわ、共産等の革新左派政党の3極に分かれれば、主張もスッキリして判りやすくなります。 ○特に自民党が右から左まで幅広い人材が混在して、各論点についての意見もバラバラでまとまりにくくなっています。そこで自民党に限らず、同様に右から左まで混在する立憲民主党や国民民主党なども含めてガラガラポンして主張の似ている過激保守・穏健保守・革新左派の3極に分かれて分かりやすい主張を展開して貰うのが私の希望です。しかし、現実には、3分類のどれに入るのか、各議員の主張詳細は複雑で、綺麗に3分類化するのは難しいのでしょうね。 以上:996文字
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