令和 7年 7月27日(日):初稿 |
○令和7年7月26日(土)は、午後、息子が購入したBDソフトで話題の映画「侍タイムスリッパー」を鑑賞しました。令和7年3月24日にNHKBS放送アナザーストーリー運命の分岐点「「侍タイムスリッパー」超低予算時代劇はこうして誕生した」を部分的に鑑賞しており、気になっていた映画でした。BS放送は「映画「侍タイムスリッパー」幕末の侍が現代の撮影所にタイムスリップ。斬られ役として活躍する痛快時代劇だ。監督は時代劇の素人、しかも自主制作の超低予算映画があれよあれよという間に大ヒット。日本アカデミー賞でも賞を総ナメに。この映画が完成した裏には1人で撮影・照明・編集までこなす監督の悪戦苦闘と、時代劇の職人たちの熱い思いがあった!そして映画に込められた伝説の斬られ役・大部屋俳優へのオマージュとは!?」と説明されています。 ○「自主制作の超低予算映画」ということで、安田淳一監督が監督のみならず1人で撮影・照明・編集までこなしたとのことですが、それでも日本アカデミー賞でも賞を総ナメするほどの映画になっていたのに驚きでした。自主製作映画をインディーズ映画と呼ぶことも初めて知りました(^^;)。私がこれまで鑑賞してきた映画は、名画・大作と呼ばれた映画が殆どですが、インディーズ映画でもこれほど素晴らしい映画があるのに感動の一言でした。 ○主演の山口馬木也氏は、どこかで見たことがある顔だとは思いましたが、映画「雨あがる」や複数の大河ドラマに出演していたのは全く覚えておらず、その他の出演俳優も全く見たことのない無名の俳優ばかりでした。しかし無名の俳優さん達でも演技はシッカリしており、有名作品と同様或いはそれ以上に、面白く、時に大笑いしながら気持ちよく鑑賞できました。日本アカデミー賞総ナメも納得です。敵役の冨家ノリマサ氏も初めて知りましたが、その貫禄・存在感はなかなかのもので、有名俳優に全く劣りません。 ○幕末の侍が現代にタイムスリップするSFファンタジー作品で、突っ込みどころも結構ありますが、ラストの真剣での決闘シーンは、正に息をのむ迫力で画面に釘付けでした。全体として人間愛溢れる気持ちの良い映画で大いに満足できる作品でした。 「侍タイムスリッパー」予告編 以上:921文字
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